2月23日の舞台「エグ女」 | toriですが、後ろ向き時々前向き

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飽き性男のつまらん日記

エグ女

2017年2月23日(木)19時開演

劇場:千本桜ホール

【演出】金沢知樹

【脚本】金沢知樹/区役所太郎/武田裕司/月明テラス/デビ(ニュークレープ)/藤原珠恵(女々)/南川聡史(ピーマンズスタンダード)/ゆみみ(マリア)

 

【CAST】公演者の名前と順番はHP記載より敬省略

[妖艶のカマキリチーム]今井さなみ/岡本愛梨/鎌田ひかり/常松花穂/中村瑠那/藤井千帆/牧野澪菜/松井亜由子/矢野杏子/山下真実子/良田麻美

女子ってさ~
肌柔くてさ~
髪綺麗でさ~
おっぱいまん丸でさ~
ほんでさ~
ほんでさ~
すっげえエグいイキモンだよね~~

※これはほぼ実際にあった女の内面を描いた物語です

 

わたしが観覧したのは「妖艶のカマキリチーム」と「情欲のキツネチーム」のうち2月23日(木)19時開演の「妖艶のカマキリチーム」

相当早く到着して入場を待っていました。何をとち狂ったのか前売り券の枚数がわかっているはずなのに、当日入場者をどんどんと入れてしまうので席が足りない。

前も後ろも座布団席は左に寄せさせるし、パイプ椅子も1歩ずつ詰めさせるしで無理矢理座席を増設。

12のオムニバスで出演者は全員女性

 

1.ループする女

2.サラブレッドな女

3.ミラーな女

4.ヨガの女

5.価値観が違う女

6.ATMな女

7.親友な女

8.フライトする女

9.犯された女

10.非共感な女

11.架空請求の女

12.罠をはる女

 

1.「ループする女」はみんな親友だよねと言いながらも、部屋から出て行く女友達の悪口をみんなで言い合うという女同士のエグい部分を演じた作品でした。そして暗転後に出演者がランジェリーで踊りまくるので、山下真実子の姿を探したのですが前がいっぱいで顔が良く確認出来る終了。実は次の2.「サラブレッドな女」の出演のためにダンスには参加していませんでした。

山下真実子さんでいえば4.「ヨガの女」で新しいヨガを体験してオーガニズムを得るという驚愕の役柄が印象的でした。

一番演技が要求され、それを如実に実感できたのは5.「価値観が違う女」で、3人の女性がそれぞれ目を整形していたり、豊乳整形していたり、鼻にヒアルロン酸を注射していたりするのですが、「目はありえない」「豊乳手術はありえない」などと言い合うドラマ。これすごい演技だと思ったのは鼻にヒアルロン酸を注射していた鎌田ひかりさんの演技はピカイチでした。

 

結局始まる時間が席の増設で15分も押したので終了時間も遅くて客の送り出しが遅くなった。寒い時間なので早く山下真実子さんに挨拶だけと思いましたがお友達とお話ししていたので、邪魔しないように離れた場所で待っていたらもういないではありませんか!

なんだこれ?と思ったらまた降りてきてお友達とお話ししていてまた階段を上がろうとしていたので呼び止めてご挨拶できました。

観劇の感想も伝えたかったのですが、まだお友達が後ろで待っていたのでとりあえずご挨拶と写真を撮らせていただきました。

そういえば前回の「ドブ恋7」でもランジェリーのダンスがあったのと構成がすごく似ていたと思ったら、今こう書いて演出家を見たら同じ方でした。

なかなかおもしろい舞台でした。