福島珍道中日記です
(日記その1はコチラ→☆☆ )
情緒あふれる湯野上温泉駅で下車し、
タクシーに乗ること10分くらい
着いたところは、かの有名な「大内宿」
つらつら続く、かわぶき屋根のお家がすてき・・・
土むき出しのままの道路の両脇には、
水路があって、
小さい水車がクルクル回っていたり、
きゅうりやラムネが冷やされていたり・・・
大内宿の有名な眺めを見るために高台へ、
わぁ~、日本昔ばなしみたいな風景だぁ~
たった400mくらいの軒並みですが、
大切に大切に保存されているのですねぇ・・・
しばし高台で風景を眺めたあと、
通りの突き当たりにあるお食事処へ
「鮎の塩焼き」という札を見つけて、
まだお客さんもいない開店したばかりのお店の中へ・・・
コトリ:「あのう、鮎の塩焼き食べたいのですけど~」
おばちゃん:「あぁ~、今しめたばっかりだよ~。
焼くのに20分くらいかかるけどい~い?」
コトリ:「じゃぁ、あそこの囲炉裏を眺めて待ってます~」
と、いうことで、お店の囲炉裏で鮎が焼かれる様をみることに
見てこの囲炉裏
手前で2本焼かれているのが、コトリ達の鮎ちゃんです~
お店のおじちゃんとおばちゃんが、丁寧に焼いてくれます。
仲良く鮎を並べているおじちゃんとおばちゃん
他にだ~れもお客さんが居なかったので、
我が家のように囲炉裏でくつろぎつつ、
お店の方が好意で出してくれた煮物をいただきながら、
おじちゃんとお喋り
話題は自然と震災の話へ・・・
おじちゃん:「や~、さっぱり(お客さんが)入らなくてねぇ・・・
北海道はどうだい~?」
コトリ:「そうだねぇ・・・、やっぱり小樽とか富良野も、
海外の人が来なくてガランとしてるね~」
おじちゃん:「やっぱりそうか~、おらがとこが悪いんだよなぁ~」
コトリ:「北海道も原発あるから、明日は我が身だよ~、
おじちゃんがまた北海道に遊びに来てよ~」
おじちゃん:「そうだなぁ~、おれ北海道大好きだ~♪
また行きたいよね~♪」
コトリ:「私も北海道に帰ったら、福島のいいところ、
みんなにPRするよ!観光大使ってやつ♪」
なんて話をしていました。
おじちゃん、本当に大変な時なのに、
北海道のことまで気遣ってくれて・・・ありがとう・・・
会津の人の「思いやり」を、またまた感じました・・・
(思いやりとがまんの話→☆☆
)
そうこう話しているうちに、
じっくり時間をかけて焼きあがった鮎の塩焼き
骨が柔らかくて、お塩加減が絶妙で、
とってもとってもおいしかった~
おじちゃんとサヨナラして、
他のお店でも・・・名物のねぎソバいただきました~
ねぎがお箸がわり・・・
ねぎ臭くなりながら「おいし~ね、おいし~ね」と頂きました。
なぜこんなメニューが生まれたのかはわからずじまい・・・
帰りのお昼ごろには、大分お客さんが来ていました
ちょっと人通りが出てきてホっとしました
ちなみにユラユラ泳いでいる鯉のぼり
よ~く見ると・・・
お父さんこいのぼりに、
「がんばれ福島!」って縫い付けてあります
ぐんぐん登る鯉のように、皆でがんばろう~って、
子どもの日が過ぎてもあげていることにしたのですって。
私もせっかく福島で見つけたステキを、
頑張って周りの人たちに伝えていきますよ
ごはんもおみやげも、そこに住む人もステキな大内宿を後にして、
帰りは名物お座敷列車に揺られて帰りました
いつもは予約しないと乗れないらしい名物列車もこの通りでしたが・・・
大きな窓から、また美しい山々を見ながら・・・
コトリ:「こんなにのんびり座れるるなら、
ビールでも買えばよかったな~」
上司:「そうだねぇ、珍味とかも買えばよかったねぇ、あっ、ダメダメ!
コトリさんは福島空港までレンタカー運転しないと」
コトリ:「あ~、そうでした~、忘れてました~、アハハハ~」
・・・相変わらず、キケンな2人の珍道中なのでした・・・
さて、次回は、福島のステキなお土産編です