さて韓国シリーズが延々と続いている訳ですが、前回報告分に続いて、6月にもまた行ってきたのデス…
今度は交通系に的を絞って、バスを中心に乗り歩き。今回も木曜夜にソウル入りし、土曜夕方に帰国するパターン。
ということで、行きはいつも通りピーチで関空からソウル仁川へ。
今回は混んでます。見える限りでは空席は無く、9割以上の搭乗率?しかも外国人の利用も多く、韓国側でのセールスがしっかりしてるのかな。
などと色々と思いながら飛行機は定刻通り仁川に着陸、スムーズに入国できましたが今回はWi-Fiルータをレンタルしたり、KTXなどの予約チケット発券を空港ロビーで行ったため、ターミナル内をうろうろ。
気が付けば、21時半のA'REX直通最終発車間際!なんとなく各停に乗るのがイヤで、直通列車に駆け込みむべく駅へ向かうと何とか発車前で、しかしチケットを買おうとしたら目の前で「受付終了画面」に…(泣)。渋ーい顔をしていたら改札の女性社員が寄ってきて「直通乗るの?」と聞いてきて「乗るなら車内で手続きして」と改札を通してくれました。おかげで無事に直通には乗れましたが、車内巡回の女性社員は「駅で精算して」みたいなことを言ってるし、どうなるかと思っていましたがソウル駅到着後に改札外のサービスカウンターまで案内され、そこでの精算となりました。なるほど車内精算なんて事態は発生し得ないので、乗務員は現金を持っていないのね。
ということで無事に降車でき、いつも通りソウル駅を抜けて換乗センターからバスに乗って、宿へ向かいます。いつ見ても、ソウル駅のコンコースは広いわぁ…
さすがに22時半近くになったソウル駅は静かなもので、列車は夜行便の発車が残るのみ。しかしバス換乗センターは相変わらずの賑やかさ。みんなバス好きやねぇ…
私もバスに乗り、今回の宿へ向かいます。前回までの宿が取れず、今回は忠武路駅すぐのホテルに。チェックインして部屋に荷物を置いたら、早速「超遅い」夕食へ。
ネットで見て気になっていた「オモリチゲ」へ。3年熟成キムチを使ったキムチチゲを食べられる店で、いくつかチェーン展開しているそうな。店内はさすがチェーン系だけあって、それなりに綺麗。早速チゲを注文、暫し待てば、やって来ましたオモリチゲが…
テーブルに置かれる前から漂う古漬けの匂い…。酸っぱいと評判のキムチチゲ、これは期待できそう!
ということでスプーンで少しスープを飲んでみると、確かに酸っぱい!かなり酸っぱいけど、それと同時に深みも感じる旨味。これはナカナカ、すごいですわ。豚肉もきちんと煮込まれていて酸味の残るキムチともよく合うし、日本では食べられないのが残念。
付け合せのキムチはセルフサービスで、石臼から勝手に取ってきて鋏で切って食べます。これは浅漬けで、日本人にも食べやすいお味。辛味はありますがね。
ということで名物料理を食べて腹も落ち着いたので、ちょっとご近所を散策。明るいと雰囲気も違うのでしょうけど、ほんのりディープ感ただよう界隈を、ポテポテと。
韓国では露天飲食が本当に流行っているようで、そこかしこのお店が軒先にテーブルを出し、パラソルを立てて飲食スペースにしています。時折韓国人同士が酔ってじゃれているのか喧嘩しているのか、絡み合いながらヨタヨタと歩いてゆきます。
忠武路の印刷・製本街に入ると、ディープ感マシマシという感じで、カナリ怪しい雰囲気。ラブホとキャバレーが同居しているビルの前を通り抜ければ、経済紙を発行する新聞社の裏に出ます。翌日の朝刊出荷に備えて待機している運搬車の間をすり抜け、ホテルのある退渓路へ戻ります。
退渓路は24時を過ぎてもクルマの流れがあり、バスも時折やって来ます。バス停をよく見ると、BIS(Bus Information System)のモニターが設置されており、バスの発着だけでなく近隣の地下鉄駅など色々な情報が見られます。
そんなこんなで深夜の食事徘徊を終え、部屋でビールを1本だけ飲んで、翌朝に備えて就寝します。zzz…
(つづく)