サッポロ雪中行 その3 バスに乗って極寒の石狩へ | せき@息抜きブログ

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交通・まちあるき・まちづくり的な独り言を、時折ボソっと。
最近は介護ネタも出てくるかも。

さてさて真冬のホッカイドーで開催されたバスマップサミット、初日は午後からの開催で夜学・二次会と順調(笑)に進み、日付が変わる直前に解散。翌日は少~し余裕のあるプランなので、少~し夜更かししたら案の定ぎりぎりの起床に…

ということで札幌の二日目は、午前中はサミットの会場に入らず「現地巡検」という名目で、単独行動。ホテルのある札幌市中心部から、北部の海沿いへと移動開始。急ぎ足でバス乗り場へ向かいます。

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それにしても、すごい雪です…
平坦な市街地のはずなのに、交差点のたびに雪山に登って降りて、狭い「雪中獣道」状態の歩道を譲り合って歩いて、なかなか前に進まない…。バス間に合わない~!ということで、大通バスセンターはほぼ素通りして中央バス札幌ターミナルへ急ぎます。

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(大通バスセンターと中央バス札幌ターミナル)

何とか出発前ギリギリに中央バスのターミナルに着き、写真撮影もロクにできないままバスに乗車。札幌駅北口・丘珠空港方面ゆき26番に揺られ、地下鉄栄町駅でバスを乗り換え、石狩市方面へ向かいます。目的は、モノレール構想のルートを見ておくこと。構想では、地下鉄麻生駅もしくは栄町駅から石狩市方面へとなっていましたので、まずは栄町ルートから。
などと学者気取りで歩こうとするも、これまた雪まみれで足元も覚束なく、それより目的のバスの乗り場がどこか分からず、雪の中を軽く彷徨い、何とかバスを見つけて…

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しかし、まあ、すごい雪です…
屋根&風防壁つきのハイグレードバス停が整備されているのですが、周囲どころか屋根の下まで雪が吹き込み積もっていて、バス待ちも時刻表確認も出来ず。いやはや、すごいバス待ち環境です。幸いにも石狩庁舎ゆきバスは早めにバス停に着けて停まっていたので乗り込み、暫し待って発車。

石狩への車窓は、とにかく雪一色。札幌市街に近いエリアはまだしも、JR学園都市線を越えて郊外へ出てからは、道路が雪の山に挟まれた「谷」のようになっています…

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元は通常車道の脇に緩速車線&歩道がある道路構造のようなのですが、車道と緩速車線の間に除雪で出来たと思しき雪山が山脈の如く連なり、中央分離帯付近も雪の丘状態。車道からは緩速車線も歩道も見えなくなってしまっています。
バス停はもちろん歩道に接する緩速車線にあるため、バスは山脈の途切れ目からあっち行ったりこっち行ったり。そのたびに慎重な運転となるので直線道路ながらスピード感に乏しく、立派な道路があってもこういう状況になるんだなと改めて思い知る道中に。

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石狩市街地が近づくと道路幅も狭くなり、バスとの擦れ違いでは若干気を遣うような状態に。しかし積雪前は恐らくそれなりに立派な道路のはずで、雪の影響の大きさを痛感します。

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石狩市街地に入っても、雪は相変わらず。市街地については、本州の西日本在住者にとっては非常に雄大と言うか、低密度な印象。区画も街路も、何もかもデカイ。除雪の状況を見ると、土地が広いからとかではなく除雪のバッファゾーン確保なのかな、と思ったりもしますが、低密度かつコアとなるような施設・繁華街が見えないまま、住宅地然とした市街地が続きます。

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※その4につづく