2015年に他界した父と私のこと
最近ほとんど書いていませんでしたね
昨日懐かしいお店でランチをしたので
そのことを書いてみようかなと
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父との最後の外食、思い出の店へ…
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それは、父が閉そく性動脈硬化症で
壊死した指を切るしか方法が無くて
足の指を3本失い、杖なしでは
歩けなくなったころのことでした
父は本来外出好きの旅行好き
旅計画も自分で立てて
母といろんなところに出かけていました
しかし足の状態もあり、
そのうち車椅子の使用が始まり
外食も段差があるお店には
入りにくくなっていました
だから、外出好きの父もすっかり
出不精になってしまっていたのです
そんな中、父が突然若いころから通っていた
和歌山市内の「フライヤ」に行きたいと
言い出したので、この機を逃すな!とばかりに
夫に運転してもらって家族で夜出かけました
父、母、夫、そして私
家族そろっての外食は2年ぶりくらいでしたか
懐かしい味、懐かしい店主ご夫妻
父もとても楽しそうだったんですよ
あの夜は穏やかな時間が流れていました
しかしその後、胆嚢炎も発症し
あれよあれよという間に
危篤状態は越えたものの
(病院に寝泊まりして付き添いました)
ほぼ寝たきりに(胃ろうもそのころに)
家族そろっての外食はあの日が最後でした
「フライヤ」さんも代替わりで
一時閉店へ…行くことも無くなっていたのですが
この度新規店舗で再開していると知り
夫婦で行ってみることに
なかなか繁盛していて
通されたのは窓近くの
横並びテーブルでしたが
外の景色を眺めながらのランチは
よいものでして、次に来た時も
この場所がいいねと、夫と話しましたよ
夫がかつ丼風(ドビーソースがかかっています)
私はタンシチューハーフサイズ
もうトロットロで美味しいこと!
ハーフサイズでもじゅうぶんにお味は
堪能できましたよ
昔の店内の写真も
思い出の場所が復活したことで
またご縁も復活したという気持ちになりました
これからも和歌山に行く際は
ぼちぼちと家族の思い出のお店を
回ってみるのもよいなと
なんだか寂しさや悲しさがこみ上げてくるので
足が遠のいていた思い出の場所ですが
辿ることで、私の心も癒されていきます
そして活気ももらえる
それが故郷の力ですね
この歳(66歳)になって
実家も手放した私が帰る場所
氏神様以外に
まだあるんだなあと、感慨深く
帰宅してからお仏壇に報告
懐かしいようでいて
それだけじゃない
フライヤさんがリニューアルして
前進しているように、前進している場に
行けたことは私にとって意味深い出来事でした
終わりは上がり
終わったら新しい「あ」に上がる
母との最後の外食のお店にも
また行ってみます
その時はどう感じるかな?
自分の中の変化も味わってきます
あなたにとって思い出の場所は?
そこは変わらず存在していますか?
再訪すれば、感じ方が
違うかもしれませんよ
※「父の胃ろうについて、その事実と
私たちが悩んだこと、決めたことは
こちらの記事に記してあります」
もしいま悩んでおられるなら
参考になるかどうかはわかりませんが、
家族の気持ちの一端は共有できるかも
しれません、ご一読くださいませ
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