今日もご訪問ありがとうございます
そろそろ全国的にも開花してきたでしょうか
(東北、北海道はまだまだかな?)
金木犀(きんもくせい)
甘い香りに心やわらぎます。
思わせぶりなタイトルですみません。
今日は金木犀にまつわる、
2つの思い出をお話しますね。
あ、個人的な内容なので、
興味のない方はスルーでもいいですよ。
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金木犀の香りが呼び起こす記憶
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これは実家の庭にあった(いまもあるかな?)の金木犀。
植えられたのは私が中学生のころです。
ある日、学校の前に植木屋さんが来ていまして、
そこで金木犀の苗木を見つけた私。
「あ、これほしい!でもお金が…」と
持ち合わせも無かったため、いったんはあきらめて。
(中学生ですからね、しかも昭和の)
帰宅しても忘れられず祖父に話したところ
「買ってきなさい」と代金をもらっていそいそと!
そして庭に植えられた金木犀、私が実家を手放した
昨年の秋も良い香りを放ってくれていました。
だから
金木犀は私にとって
「祖父の香り」
そうしてもう一つのエピソードは
私が金木犀を植えたいと思った理由につながります。
小学生のころ、ある雑誌で一人の歌人を知りました。
その女性は小児まひの影響で身体は動かせず。
お母様が口述筆記をされていました。
その時目にした
「金木犀 闇にこよなき 花なれや」
身体が動かせない、けれど窓から入る
金木犀の香りにその方は心を動かされ…。
なんと美しいと思いました。
そしてそこに書かれていた住所に手紙を送って
感動を伝えたところ、お返事が。
そのあと、手紙のやり取りを何度も
させていただきました。
何年、いえ何十年でしょうか
年賀状もいただいていました。
途絶えてから数年になります。
私よりは年上の方でしたし、
お母様もきっとお年を召されたでしょう。
ただ、私にとっては、その歌の中の金木犀の香りも
まるで実際に感じたかのような気がしていたのです。
香りは記憶を呼び覚ます
下のお名前だけですが
「保子さんの香り」
として、私の心に香ってきます。
祖父は当然そのことを知っていたので、
金木犀を植えてくれたのでしょう。
苗木を買いに走ったこと、祖父が植えてくれたこと
あの頃の情景も、初めて保子さんに
宛てた手紙のことも、鮮明に思い出せます。
「香りは記憶を呼び覚ます」
香りが最も早く脳に影響を与えると
聞きますが、まさにそのとおりではないでしょうか。
あなたにとって、忘れられない香りはなんですか?
それはどんな時に記憶を呼び覚まさせてくれますか?
素敵な香りの思い出、私にも
教えてくださったら嬉しいです。
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