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ご存じですか?
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藪入り(やぶいり)
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お盆やお正月に実家に帰れない
奉公人がお盆なら8月16日前後に
田舎に帰ることを意味します。
奉公人、住みこみの従業員ですね。
昔の奉公はそれこそ休みなし
(時代劇や朝ドラなどを見る方は
奉公人のことはご存じでしょうか?)
この日、家族に会えることを楽しみにしていたのです。
手土産は
丁稚羊羹(でっちようかん)
なんて、落語で知った方はおられるかしら。
丁稚羊羹とは?
小麦粉を混ぜた蒸し羊羹
通常の羊羹より手軽で、
給料の安い丁稚さんでも買えるものでした。
○丁稚(でっち)とは?
商家などに年季奉公をする幼少の子ども
お弟子さんだったりもします。
余談ですが、私は丁稚羊羹が好きで
(あまり甘すぎないから)
個人的に良く買っています。
藪入りとは?
では、なぜ「藪入り」というのか
その語源は諸説あります。
「田舎―藪が深い」ところに帰る
宿入り(やどいり)実家に帰ることが転じて
宿下がり(やどさがり)が転じて
など、いろいろあって
断定できないのですよね。
なんとなく雰囲気?
こういうのも言葉の面白さです。
16日は送り盆
(京都五山の大文字焼きなどが有名)
お盆の最終日、またはその前日に
送り火をたいてご先祖様を送り出す。
(15日の地方も16日の地方もあります)
私の実家では16日に行っていました。
次にご先祖様を迎えるのは秋彼岸ですね。
感謝を込めて送り出し、
また感謝を込めて迎えたいですね
行事として行えなくても、
気持をそっと、そちらに向ける。
きっとそれだけでも、ご先祖様に
喜ばれますよ。
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