沖縄の慰霊の日 | ことのは学舎通信 ---朝霞台の小さな国語教室から---

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考える力・伝える力を育てる国語教室 ことのは学舎 の教室から、授業の様子、日々考えたこと、感じたことなどをつづっていきます。読んで下さる保護者の方に、お子様の国語力向上の助けとなる情報をご提供できたらと思っております。

 昨日(23日)は、沖縄の慰霊の日である。

 1945年3月に米軍が沖縄に上陸し、日米合わせて20万人が亡くなった沖縄戦が終わった日である。

 朝日小学生新聞天声こども語の話題も、沖縄の慰霊の日のことであった。

 

 平成時代に天皇だった上皇は、忘れてはならない日として、広島原爆の日(8月9日)長崎原爆の日(8月12日)終戦記念日(8月15日)とともに、沖縄の慰霊の日(6月23日)をあげている。

 前の三つにくらべて、沖縄の慰霊の日はあまり知られていないように思う。

 小・中学校で広島・長崎の原爆と、終戦については習ったが、沖縄戦について習った記憶がない。

 今の小・中学校では教えているのだろうか。

 

 無知は罪である。

 再び沖縄の人々に犠牲を強いることのないように、わたしたちは過去のできごとを学ばなければならない。

 わたしの教室でも、沖縄戦に関する記事や『白旗の少女』などを積極的に採り上げていこう。

 沖縄戦を知ることは、ウクライナガザの悲惨を知ることにもつながるであろう。

 

 何も知らずにわたしたちが戦争の協力者になったり、子どもたちが犠牲者になることは、絶対にあってはならない。