4人制サッカー「4v4」 ――朝日小学生新聞から―― | ことのは学舎通信 ---朝霞台の小さな国語教室から---

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 今日(5日)の朝日小学生新聞1面は、4人制サッカーの紹介記事であった。

 元日本代表の本田圭佑さんが考案した「4v4(フォーブイフォー)」という新スポーツで、本田さんは大会も開催している。

 4v4の主な特徴は以下の通りである。

 

・コートの広さは、サッカーコートの約9分の1。

・試合時間は10分間。

・1チーム4人。そのうち1人はゴールキーパー。

・チームがボールを持ったら20秒以内にシュートをうたなければならない。

・シュートは中央線を越えてからしか打てない。(したがってGKも攻撃に参加しやすい)

・ペナルティーエリアの外側からの得点は2点、内側は1点。

・試合中ベンチに入れるのは控え選手2人だけ。監督、コーチの声かけ禁止。

 

 多くの子どもたちにサッカーの面白さを知ってもらうための工夫が、随所に見られる。

 狭いコートで1チーム4人なので、ちょっとした空き地などでドッジボールのような気軽さでできる。

 フィールドプレイヤーが3人なので、パスの選択肢がつねに2つあり、出し手と受け手が常に次のプレイを考えなければならない。

 ペナルティーエリア内からのゴールの方が得点が高いため、ロングボールを多用する大味なサッカーになりにくい。

 指導者の声かけがないので、子どもたちが自分で考える。

 

 普段子どもたちが校庭や公園で行っている草サッカーを、統一ルールによって正式なスポーツにしようという意図がよくわかる。

 よく考えられていると思う。

 

 ウェブサイトによると4v4の大会はユニクロの協賛を得て、この4月から本格的に全国で開催されるらしい。

 より多くの子どもたちに知ってもらいたい。また、参加してもらいたい。

 あわよくば、自分も参加してみたいと思っている。

 いまのところ、参加資格は12歳以下である。ざんねん!