何が足りないのか。 | ことのは学舎通信 ---朝霞台の小さな国語教室から---

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考える力・伝える力を育てる国語教室 ことのは学舎 の教室から、授業の様子、日々考えたこと、感じたことなどをつづっていきます。読んで下さる保護者の方に、お子様の国語力向上の助けとなる情報をご提供できたらと思っております。

 今日はサッカー以外のことを書こうと思ったが、今は他のことが考えられない。

 何が足りなかったのか。

 勝負事だから、勝つときもあれば負けるときもある、それは分かっている。

 PK戦はじゃんけんみたいなものだから、運が悪かった、と結論付けることもできるだろう。

 テレビの前で応援しているだけのわたしが、何が足りなかったのか考えたところで、日本サッカーの発展に1ミリも役に立つわけではない。

 にもかかわらず、何が足りなかったのか、考えずにはいられない。

 

 勝つというのは、簡単なことではない。

 そんな当たり前のことを、あらためて感じた。

 

 今回の敗戦について、何が足りなかったのかを考えて自分なりに総括しておきたい気がする。

 自分にとっても、自分が教えている子どもたちにとっても、何かしら得るところがあるかもしれない。ないかもしれない。

 

 悔しい、だけでは終わりたくない。

 4年後に期待しよう、と、きれいにまとめる気にもなれない。

 何が足りなかったのか、納得のいく答えを見つけたい。

 「心」「技」「体」、そして、「知」。

 どれも互角以上だったじゃないか。

 

 何が足りなかったのか。

 「努力」とか、「運」とか、「気持ち」とか、そんなものでなく、言葉や論理で納得したい。