【軽度知的+発達障害】絵本の読み聞かせ。 | 発達特性を持つ子どもが人生を生き抜く力を伸ばす子育て

発達特性を持つ子どもが人生を生き抜く力を伸ばす子育て

3人の子どもを育てながら精神科看護師のお仕事を24年。
散々試行錯誤してきた上2人の子育て経験を活かして、
支援級(知的クラス)に通う息子の子育てに奔走中。

お元気様です♪

MIWAです。

昨日フォローしていた方の記事がとても素敵でした✨
↑のブログ記事を読んで
そういえばこれが息子の今に
つながっているかもと思ったことがありました。


知的障害があるから。

発達障害があるからといって

学ぶということを諦めていないだろうか?


「学ぶ」という言葉は

「まね」、「まねぶ」というところから

きています。


自分を取り巻く全てから
影響を受けて子どもは学んでいきます。

子どもには本来「良い」と「悪い」は
ありません。

「良い」「悪い」の判断も
母親・父親・祖父母・保育園幼稚園の先生
お友達・アニメ・本など見知ったものから
学んでいきます。

発達障害で多動のある子は
年齢が低い間はとにかくじっとしていません。

しかしそれを障害だからと言って
放置していては子どもの学ぶ機会を
失ってしまうと私は考えました。

1日一冊。
毎日本を読みました。


お姉ちゃん達の時から
もう何百回も読みました。

多動のある子への読み聞かせのコツは
親が目的意識を持って読み聞かせること。

読み聞かせの間は横に座る。
お話に耳を傾けさせる。
本を大切に扱うことを伝える。

1番大切なことは
何があっても叱らないこと。

楽しい時間にすること。

集中して聞いていない時は、
絵本と同じように
手を拭いてあげたり
実際にお月さまを見て
「お月さまこんばんは♪」とやってみる。

絵本とリアルがつながると
子どもは興味が持てる。

お母さんとやりとりができる時間は
子どもにとって至福の時間です。

「読み聞かせの時間が楽しい!」
まずはここを目指します。

その上で、
もし絵本を破いたら、
「本さん悲しいよ。いたいいたいよ。」
と言いながらセロハンテープでなおしてます。

読み聞かせの間に立ち歩いたら
そこで読むことをやめ、
「もうおしまいね。」と
その場から立ち去る。


最初からうまくいくことはありません。


でも毎日続けていると

段々と隣に座りしっかり最後までお話を聞くことができるようになります。


そしてものを大切に扱えるようになります。






こんなにぼろぼろにしていた子でも

小学生になれば

大切に扱えるようになっています。


そのうちにこれもいい思い出になります。


とにかく親は根気が必要になるから

なかなか付き合うことが難しいと感じることも

あると思います。


それでも続けることは

決して無駄にはなりません。


発達障害を持つ子の親は特に根気が求められます。


読み聞かせをしながら

親も根気を育てていく。


必ずそれが未来にいる親と子どもの力になります。


文字が読めなくても、

話の内容がわからなくても

お母さんとすごすほんの数分の時間が

親子の絆を育ててくれていると

私は思います。


いつも心に太陽を

最後まで読んでくれてありがとう


MIWA