こんにちは
ことんです
長々と「自己紹介」というタイトルで書かせていただきましたが
今回は私が自分でお店を始めるまで
を書かせていただきます。どうぞお付き合いください
3月号からホットペッパービューティー掲載開始しました
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000486424/?cstt=17
もともと以前勤めていた美容室でも
アシスタント時代からヘッドスパの指名は多いほうでした。
やはり自分の長所を発見できると嬉しいですし、
お客様からの言葉が有難かったりもします
そうなると、もっと頑張ろう
と思うのは自然なことでした
スタイリストになってもやりたいことは
やりたいんですっっっ
店長には何度も話し合いをさせて頂きました。
もちろん、スタイリストとしてこれから
という
タイミングでもありましたし、
サロンにも店長にも大変お世話になりっぱなしだった私。。。
「サロンを退職して、ヘッドスパ専門で働きたい」と伝えた時は
私も辛かったです


何度か話し合いをしている中に、
「ことんからヘッドスパをそんなにやりたい話を初めて聞いた」
「本当にやる気があるのか?」
「ヘッドスパの勉強や講習会は言っているのか?」
という言葉を聞いて
「まだです。」
と答えた私。。。
そうです。頭では考えていても何もしていませんでした。
私は思い立ったら即行動

タイプでしたが、なぜか。。。
言い訳ではなく、本当にその美容室が好きでした。
ボロボロなメンタルだった私を育ててくれた
スタッフとお客様思いなサロンだったからです
だから、何も言わずにコソコソとヘッドスパの講習会に参加したり
勉強をして技術を磨いたら退職するのは
後ろめたさがありました。
だからこそ、言いづらい内容も理解してもらえるよう
話し合いを設けてもらいました
結論は「もう1年美容師を続けて、考えをまとめる」
という事になりました。
1年を長く感じる方もいると思います。
通常の退職なら1〜3ヶ月あれば済む話です
しかし、私は店長の優しさだと思いました。
女性とはいえ、今の時代働くのが当たり前
そんな時代に、思いつきで仕事を転職&
スタイリストになった技術が使われない
なんて、「よく考えろ。」と言いたくなる気持ちもわかります
そこで私はその与えていただいた1年で
いろんなヘッドスパの講習会に行き
日本ヘッドスパ協会の検定を受けたり
アーユルヴェーダの講習会でアヴィヤンガ式を修得したりしました。
そこで店長にも本気なんだと思ってもらいたかったのもあります。
1年程度が経とうとしていた頃、
ついに最終的な退職の旨を話しました。
ただでさえ美容師は今、人手不足。。。
でも円満退社で送別会まで開いて頂きました
2019年3月末のことでした。
そこからはまた、ニート生活に
最初の1ヶ月は友人と夜行バスツアーで伊勢神宮に行ったり、
1人いちご狩りに行ったり
なかなか会えない友人とご飯を食べたりして過ごしていましたが
前回のニート生活と違い
2ヶ月目には早くも罪悪感と言いますか焦りが押し寄せて来ました


そこでハローワークにも通い失業手当の手続きをして
驚いたことは、自己都合退職の場合は給付に3ヶ月以上かかるという事実
いつ働けるかなんてわかりませんでしたが3ヶ月以上待って
そこから3ヶ月間に渡っての給付。。。計6ヶ月。。。
長っっっっっっっ
一応は手続きしましたが、私は失業手当を1ヶ月分ももらわずに
開業しました。
5月末の段階で、サロンの面貸し(間借り)させていただける
サロンさんと知り合い、その後びっくりする速さで
契約までがスムーズでした。
場所を提供してくれたサロンさんには
1ヶ月の猶予をもらい、ここから私のサロン作りが始まります
(遅っっっっっっっ
)
約1ヶ月で私がやったことリスト
①お店の名前を決める
②iPadを買った
③以前のサロンでお世話になっていたディーラーさん(卸業者)に商品発注
④アーユルヴェーダの先生などからも商品発注
⑤メニュー内容作成
⑥メニューの手順と時間など設定
⑦知り合いのツテを借り、HP作成依頼
⑧サロンの判子や印刷関係の依頼
⑨税務署に開業届を提出
⑩インスタやツイッター開設
とこんな感じだったと思います
私のやる内容より周りの方に依頼したりと
とにかく多くの方に助けて頂きました
本当に感謝です
主に商材選びやメニュー内容を一から考えるのは
思った以上に頭を使いました。
そして約束の日、
『head spa salon KOTON』
オープンです


とは言ったものの
最初の1ヶ月は友人や知り合いを対象にした
「モデル価格」で練習台として来てもらい、
実際のメニューの感想や手順など確認しながら
営業しました。
まだ開業して7ヶ月ですが、3月号からは
ホットペッパービューティーにも掲載が始まり
googleでも口コミの感想を読むと、ほっとしています
正直、まだまだ安定しているとは言い切れませんが
1人1人を大切に
髪も頭皮も美しく
リラックスして過ごしていただける環境づくりを
これからも模索していきたいと思っています
そして「私が一人前になれたのは、皆さんに支えていただいたおかげです」
と言える日が来るように、頑張って行きたいと思います