大巨獣ガッパ「雄」『イワクラ 特撮大百科ver1』 | シネマ係長の秘密基地

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イワクラガメラ.ガッパ.ギララ特撮大百科ver1 

大巨獣ガッパ 「雄」

フルカラーVer.



1999年に発売された食玩フィギュアです。
クリアーVer.

大巨獣ガッパ

週刊誌『プレイメイト』記者の黒崎浩は、カメラマンの小柳糸子、そして東都大学生物学助教授・殿岡らと共に、プレイメイト社長・船津の命を受けて南太平洋の探検を行っていた。この探検には、会社が創刊5周年記念で計画中の南国をイメージした一大テーマパークを実現させるため、生物採集や現地人のスカウトの意味もあった。

長い航海の末、噴火中のキャサリン諸島オベリスク島に謎の石像を発見した一行は島へ上陸。一行は島民達に遭遇するが、戦前日本の統治下にあったか、あるいは戦時中日本軍の占領下にあったらしく、彼らの一部は日本語を理解でき、「日本人が帰ってきた」と手厚い歓迎を受ける。そんな中、先の石像が気になった黒崎は少年・サキにその件を尋ねる。サキは黒崎と糸子を連れ、その場所へと案内する。

やがて3人は巨大な石像の元にたどり着く。と、突如として発生した地震によって石像は倒れ、その跡には洞窟の入り口が出現した。サキの制止も聞かず、黒崎と糸子は中へと入っていく。島の地下には巨大な地底湖があり、巨大な骨、そして2メートルほどの大きな卵があった。さらに、卵が孵化し、思わぬ獲物に喜んだ黒崎はガッパの怒りを恐れる島民の反対を押し切って、日本へ連れ帰ってしまう。子供が連れ去られたことを知った親ガッパは怒りに荒れ狂って島の集落を襲撃する。

一方、東京へ着いた黒崎らは子ガッパを調べるうちに、自分の所在を遠隔地の仲間に伝える能力があることを知る。その頃、国籍不明の飛行物体2機が出没。殿岡はその飛行物体を「親ガッパではないか?」と直感する。そしてついに2羽の親ガッパが相模湾からその巨体を現す。2羽は熱海市のホテル街を蹂躙、出動した自衛隊を、口から吐く4000度の高熱線で焼き尽くして退け、河口湖湖底に潜伏する。

ガッパは瞬く間に人々の話題をさらい、ガッパを特集した『プレイメイト』は大ヒットする。誌の売れ行きに喜ぶ船津。時を同じく、米海軍の潜水艦に救助されて島から来日したサキは子ガッパをすぐ親に返すよう説得するが、糸子以外は誰も応じない。一方、弱点である不協和音で河口湖から追い出されたガッパは、日光を経て国道4号に沿って子ガッパのいる東京に向かう。東京全滅が懸念される中、サキの「子ガッパを返せは親ガッパはおとなしく帰る」という言葉通り、黒崎らは子ガッパを羽田空港で解放。やがて子ガッパの鳴声に誘導されて現われた親ガッパは再会を喜び、まだ飛べない子ガッパに飛び方を教え、夜明けの空を3羽で南を目指して飛び去っていく。

1967年(昭和42年)4月22日に公開された日活製作の日本のカラー怪獣映画。