ムッソリーニとお茶を | シネマ係長の秘密基地

シネマ係長の秘密基地

映画チラシ・玩具など長年収集していたコレクションを紹介しています。
「あらすじなどはチラシの裏面などをコピペしています」所有しているコレクションだけをダラダラ紹介しています。


ムッソリーニとお茶を

2000年5月27日(土)公開

第二次大戦前夜のイタリアで英米の貴婦人と少年の触れ合いを描いたヒューマンドラマ。

あらすじもみじ
1935年、フィレンツェ。在伊英国人で服地商パオロの秘書メアリー は、パオロから彼の私生児ルカを英国紳士に育てて欲しいと頼まれる。メアリーは困惑しながらも友人の芸術家アラベラ 、そして元大使の未亡人レディ・レスター を筆頭とする英国貴婦人グループの協力を得て、彼の教育を始める。そこにはレズビアンの考古学者ジョージ 、元踊り子で富豪と浮名を流し続けるエルサ ら、ラフな生き方を貫く米国人女性の一団もいた。派手で奔放なエルサはレディ・レスターからにらまれるが、ルカには教育用の信託資金を提供してくれた。やがて外国人排斥運動が起こると、レディ・レスターらは時の独裁者ムッソリーニに直談判に行き、彼から英国式のお茶でもてなされた。結局彼女らは語らいの場であったウフィッツィ美術館からも追い立てられた。ルカは時流を読んだパオロによってオーストリアに独語学習のため留学。1940年6月。成長したルカが帰国すると、育ての親の貴婦人たちは強制収容所に移送されるところだった。サンジミニャーノの田舎町の粗末な施設での暮らしを余儀なくされる英国貴婦人たち。実はユダヤ人のエルサは同胞を逃がすための活動を始めていて、彼女をひそかに恋するルカは偽造パスポートの運び役も引き受けた。レディ・レスターらはある日施設からホテルに移されたが、それもエルサのはからいだった。かくして、戦況が激しさを増すなかにおいても、貴婦人たちは運命に弄ばれながらも自分流の生き方を貫いてみせ、ルカは彼女たちから人生について多くを学んだのだった。

監督:フランコ・ゼフィレッリ
製作:リカルド・トッツィ/クライヴ・パーソンズ/ジョヴァンネッラ・ザンノーニ
製作総指揮:マルコ・キメンツ
脚本:ジョン・モーティマー/フランコ・ゼフィレッリ
撮影:デヴィッド・ワトキン
音楽:ステファノ・アルナルディ/アレッシオ・ヴラド
【キャスト】 
シェール、ジュディ・デンチ、ジョーン・プロウライト、マギー・スミス、リリー・トムリン