未来世紀ブラジル/バイオ・インフェルノ | シネマ係長の秘密基地

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未来世紀ブラジル

1986年10月10日(金)公開
あらすじドンッ
クリスマスの夜。ショー・ウィンドウがテロのために爆発。こわれなかったTVでは情報省次官のヘルプマン が、情報管理の重要性を力説しているところを写し出している。情報省の官吏がオフィスに現われた虫を追いかけ、はたき落された虫がタイプライターの上に落下。おかげで、タイプ中の容疑者の名前がタトル(Tuttle)からバトル(Buttle)に変った。平凡なバトル一家に情報省の連中が闖入し、有無を言わせずにバトル氏を連れ去った。上の階に住む女トラック運転手ジル は抗議するが、相手にされない。情報省記録局ではカーツマン局長 が、局員のサム にバトルの件について問い正そうとして、彼の欠勤に気づき怒る。その頃、サムは銀色の羽根をつけたヒーローに扮し、美女と出会う夢をみていた。局長の電話で起こされて情報局へ。そこで、抗議に来ていたジルをみかける。彼女は夢の女性そっくりだった。サムの母アイダ は整形外科医のオフィスで治療を受けつつ、息子の出世欲のなさをなげき、裏から手を廻して昇進を画策したことを認め、友人の娘シャーリーと彼を一緒にさせようとする。サムのアパートの通気口が故障し、セントラル・サーヴィスに電話するが、夜間の修理はしないという。と、そこへ武装した男が来て、タトル と名乗り、非合法の修理屋だと自己紹介して修理した。公式にはセントラル・サーヴィスしか工事をしてはいけないのだが、書類仕事が嫌でもぐりの修理工をしているのだそうだ。サムはバトル家に検束費用の超過分払いもどし小切手を届けに行き、ジルを見つけた。アパートにもどると、セントラル・サーヴィスの係員が勝手に入り込み、タトルにやらせたなと怒る。その夜、彼はまたヒーローになってサムライ・モンスターと戦う夢をみた。ジルのことを知るために、情報省検束局への昇進を承知した。そこでは旧友のジャック が容疑者を拷問し、白衣を血だらけにしていた。ジャックはバトルの誤認逮捕を隠蔽するためにジルを拘留しなくてはという。サムは僕にまかせてくれといい、受け付けにまた抗議に来ていたジルを連れ出す。彼女は彼を信用しない。デパートでの爆弾テロ騒ぎにまきこまれてしまい、ジルと別れ別れに。アパートは部屋全体が巨大な冷凍庫と化し、セントラル・サーヴィスの係員がいじくっており、サムは強制退去されたという。タトルがそっと現われメカをいじくり、中の係員に汚穢をひっかける。ジルと再会して楽しい一時を過す。翌朝、彼はつかまった。拷問室でジャックによる拷問が始まろうとした。そこへタトルが仲間と現われ、銃撃戦の末に救出。逃避行の末ジルの運転するトラックで二人はのどかな田園へ……が、一転拷問室に戻る。逃避行は拷問に耐えかねたサムの空想だったのだ。廃人となったサムをみつめるヘルプマンとジャック。二人が去った後拷問室にはサムが口ずさむ「ブラジル」のメロディが響き渡るのだった。

製作: アーノン・ミルチャン 
製作補: パトリック・カサヴェッティ 
監督・脚本: テリー・ギリアム 
脚本: トム・ストッパード/チャールズ・マッケオン 撮影監督: ロジャー・プラット 
製作デザイン: ノーマン・ガーウッド 
特殊効果監督: ジョージ・ギプス ミニチュア
効果監督: リチャード・コンウェイ 
衣裳: ジェイムズ・アチェソン 
オリジナル音楽: マイケル・ケイメン 
出演: ジョナサン・プライス/ロバート・デ・ニーロ/キャサリン・ヘルモンド/イアン・ホルム/ボブ・ホスキンス/マイケル・ペリン/イアン・リチャードソン/ピーター・ヴォーガン/キム・グライスト

バイオ・インフェルノ

あらすじメラメラ
ギャル・モース はユタ州の郡保安官、妻のジョーニー は、遺伝子の力で成長を促進させるとうもろこしを生産しているバイオ工場のガードマンとして働いている。バイオ工場の内部で働いている工員と町の人たちは、そこを農業目的の遺伝子融合の実験に取り組んでいるハイテク耕種学会社だと信じている。耕種学は、小麦の生産を向上させたり、強力な穀物の種を作り出すなど人類のために貢献してきた。その他にも穀物を霜の冷害から守る細菌、肥料を必要としない改良穀粒、人体の発育不良を治し、肝臓疾患、癌、エイズ患者に光明を与える成長ホルモンである肝炎Bワクチンの開発などがあった。しかしこの研究所で異常事態が発生した。85名の従業員が帰り仕度をしている時、ジョーニーがコンピュータとビデオ・スクリーンで管理している映像画面に“警告、危険発生”の文字が現われたため、研究所のシャッターが全て閉じられたのだ。数人が細菌汚染で倒れた。ジョーニーから連絡を受けた保安官のキャルは、最近研究所をやめたフェアチャイルド に救援を要請したが応じてもらえなかった。かつての同僚の研究者のニールセン やシュミット は研究と称して細菌戦争の実験を重ねているというのがその理由だった。既に所内では急ピッチで汚染が進み、ジョーニーも生命の危機にさらされていた。やがてアメリカ国務省のヘリコプターが到着しコノリー少佐 が救援の指揮に当たったが、家族の安否を気づかう群集と小ぜりあいを起こした。ついにすべての事情に通じているフェアチャイルドが解決にのり出した。彼は自ら細菌に感染し黄体ホルモンが本当に解毒剤になるのか、自分の体を実験台にして試みた。やがて体は感染症状に苦しみ出したが、黄体ホルモンの効果が現われた。生き残っていた研究者たちがフェアチャイルドのおかげで研究所からの脱出に成功した。

監督:ハル・バーウッド 
脚本:ハル・バーウッド/マシュー・ロビンス 
撮影:ディーン・カンディ 
<キャスト> 
キャル・モース…サム・ウォーターストン 
ジョニー・モース…キャスリーン・クインラン 
フェアチャイルド…ジェフリー・デマン 
ニールセン博士…リチャード・ダイサート 
コナリー少佐…ヤフェット・コットー