月の夜・星の朝/青春共和国 | シネマ係長の秘密基地

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月の夜・星の朝

1984年6月9日(土)公開
あらすじ流れ星
梁川りおは、バスケットボール部に所属する高校二年生。彼女には四つの頃、結婚を誓い、キスまでした坂本遼太郎という相手がいた。彼はその後、名古屋へ引っ越してしまい、二人の仲はそれきりになってしまったが、りおは古典で習った「筒井筒」のように、幼馴染みの男女が結ばれるというのを自分と遼太郎にあてはめて夢みていた。りおの高穂高と宿敵青柳高との男子バスケットの試合で、りおは青柳高のゼッケン7番をつけた遼太郎と再会する。先輩の森村からデートに誘われ、映画を見に行ったりおは、青柳高女子バスケット部の名プレーヤー龍川幸美と一緒の遼太郎に出会う。幸美と遼太郎は名古屋で共にプレーし、一緒に転校してきたらしい。取り反せない年月を思ってりおは悲しかったが、ダブルデートの後、遼太郎がりおの家の前で待っていた。遼太郎は両親が三年前に離婚したこと、父親の再婚の相手が幸美の母親であることを告げた。そんな時、青柳高が練習試合を申し込んで来て、高穂高は大敗した。りおの朝練をつき合ってくれた帰り、キスしようとした遼太郎に、りおは「遼ちゃんらしくない」ともがき、彼を押しのけた。遼太郎に借りたジャンパーを返そうと、彼の部屋を訪れたりおは、ドアを開けた幸美にショックを覚える。遼太郎はりおを追いかけるが、二人は口論してしまう。数日後、名古屋に戻った遼太郎から電話があり、りおは彼の待つ静岡へ向かった。遼太郎はもう東京には戻れないと告げる。お互いの気持ちを確認した二人は、ローカル線に乗り込む。翌朝、東京に戻るりおに「どこにいてもおまえのこと、好きだからな」と遼太郎は叫んだ。地域大会の一回戦、高穂高の相手は青柳高。青柳が、リードしていたが、ラストりおは遼太郎に教わったとおり、幸美の左を抜いてシュートを決め逆転した。皆が喜び騒ぐ中、りおは二階の観客席に遼太郎を見つける。不思議がるりおに遼太郎は「親父と話し合って、又、こっちに一人で暮らすことにしたよ」と告げるのだった。

◆監督:石山昭信 
◆出演:青田浩子/坂上忍/伊藤かずえ/尾美としのり/うつみ宮土理/嵐山光三郎/金田賢一/水島裕/松尾久美子/牧口昌代/木元優子/有栖川淑子ほか

青春共和国

あらすじ晴れ
三神英子は、同じ放送部員の成瀬純夫等と屋上での校内放送中、西川という生徒の飛び降り自殺を目撃した。英子の同級生・松井洋子は、西川と婚約していたことを告げ失踪する。その頃、若者たちの間で『青春共和国』という島が話題となっていた。英子は、ラジオで「『青春共和国』にて待つ、洋子」という放送を聞いた。放送部員は『青春共和国』を取材しはじめるが、一向に実体はつかめない。そんな時、英子のもとに『青春共和国』からの招待状が届いた。とりあえず、英子と仲間の木村正美が先に、河原早笛は遅れて行くことになり、最初から『青春共和国』をバカにしきっていた純夫は行かないと断わった。英子と正美は、航海中、カメラ狂いの津川浩と奇妙な中年男・石井と一緒になる。小さなクルーザーに乗り換え、『青春共和国』に到着すると、大岩という島のりーダー格の男が出迎えた。『青春共和国』とは、若者たちの笑い声が響き、まさにパラダイスであったが洋子の行方はつかめない。夕方、共和国の大統領・天堂がやって来た。彼を中心にここでは若者たちが自主的に生活を運営しているのだ。数日後、英子は他の数人と大統領の船での昼食会に招待された。その頃、英子を心配した純夫が、早笛と共に共和国にやって来た。英子たちは、選ばれたものとして島の洞窟に連れて行かれる。そこでは大統領が作ろうとする理想の世界のため、若者を洗脳して教育しており、洋子もいた。逆らった英子は牢に入れられるが洋子に助けられる。洋子は西川の自殺の原因を明らかにしたいと英子と共に逃げるのを断わった。道に迷った英子は、けしの花畑を見つけるが、やって来た大岩等に洞窟に連れ戻される。それを、彼女を探しに来ていた武が目撃する。英子は大統領の前で、洋子に西川は覚せい剤をうたれていたと告げた。英子と洋子が注射をされる瞬間、大統領の部下となっていた石井が反撃する。彼は刑事だった。そこに純夫等が現われ戦いが始まる。外に出た英子と純夫はとまっていた船に乗り込むが、来合わせた大統領に見つかり海の中に落とされる。突然、船が爆発した。大統領がデッキに石油がこぼれているのを知らず、煙草を棄てたのだった。

監督:小原宏裕
原作:赤川次郎
キャスト:安田成美、武田久美子、小島拓也、浜田みどり、矢野有美、ベンガル、山田隆夫、遠藤征慈、三輪京子、殿山泰司、真屋順子、長門勇、竹本孝之、宍戸錠