作者はスサノオノミコトで、
日本最古の和歌といわれています。
『 八雲立つ 出雲八重垣妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を 』
(やくもたつ いずもやえがき つまごみに やえがきつくる そのやえがきを)
原文は↓↓
『 夜久毛多都 伊豆毛夜幣賀岐 都麻碁微爾 夜幣賀岐都久流 曽能夜幣賀岐袁 』
(やくもたつ いずもやえがき つまごみに やえがきつくる そのやえがきを)
漢字の当て字がスゴい!
注目したのは、
原文に「八」ではなく「夜」が使われていること。
これキーワードでした!
部分的な分析と参考資料を載せてから、
最後に総括します。
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(1)「八」が4回出てくる
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を
(2)「八重垣」が3回出てくる
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を
(3)枕詞
「八雲立つ」は「出雲」にかかる『枕詞』
又は「出雲八重垣」にまでかかるのかも。
(4)「出雲八重垣」
雲の垣根、雲の囲い。
例:「瑞垣(みずがき)」とは、神社などの周囲に設けた垣根。
(5)「妻籠み」
妻を住まわせること。夫婦が一緒に住むこと。
「妻籠み=夫籠み」でもある。
昔は夫婦とも互いに相手を「つま」と呼んだ。
夫婦ともにの意ともいう。
この和歌での「妻」は社殿の造りが関連してそう。

『出雲大社御本殿』
大社造は神明造(しんめいづくり)と並ぶ日本最古の神社建築様式である。屋根の棟と直角方向の面を「妻」と呼ぶが、この面に出入り口である「妻入り」があるのも大きな特徴。屋根は本を開いて伏せるようなかたちの切妻造、今は礎石柱となっているが、もともとは土中に柱を埋める掘立柱で建てられていた。御本殿は高床式になっていて、古くから高さを追い求めた建築物であったことをうかがわせる。
(「DiscoverJapan」HPから引用しました)
ということは、『妻籠みに』とは、
社殿の中に「出雲八重垣」があるということかもしれない。
これか?
↓↓

本殿天井の『八雲図』
天井ということからも、
雲が八重垣となっていて『星』を隠しているのかも。
雲は「夜の雲」であり「夜雲」(やぐも)。「夜雲図」
この7つの雲の中は「北斗七星」か?
天井のスペース的には、あと2つ雲が入りそう。
「北斗九星」の「輔星・弼星」2星が伏せられているのかも?
それが入ると「九星」になる。
「輔・弼」どちらも「たすける。力を添える」という意味の漢字。
「輔弼(ほひつ)」とは、「天子・君主などの行政をたすけること」
社殿に祀られている「大国主命」は星神で、
「北極星(ポールスター)」である可能性が大。
(= 北辰、妙見菩薩、太一)
「ポール」=柱。「ポールスター」=柱星。
「大黒柱」(だいこくばしら)なんて言いますよね。
↑「大国柱」か?
出雲大社の別名「雲太」(うんた)←ここにも雲
(6)「八雲立つ」とは
雲柱が出現したのかもしれない。
「柱」は「神」の別表現でもある。
その雲柱には、
雲の中に3本で一つの柱が籠められている。
それが『宇豆柱』(うずばしら)
(島根県立古代出雲歷史博物館HPより引用)

出雲大社境内遺跡出土の宇豆柱
平成12年から13年にかけて、出雲大社境内遺跡からスギの大木3本を1組にし、直径が約3mにもなる巨大な柱が3カ所で発見されました。これは、そのうちの棟をささえる柱すなわち棟持柱(むなもちばしら)で、古くから宇豆柱(うづばしら)と呼ばれてきたものです。

出雲大社『宇豆柱』出土跡

「出雲縁結び空港」3階「雲太」フロアの『宇豆柱』
(Hatena Blogから引用・画像お借りしました)

「金輪御造営差図」本殿の平面図

(7)「金輪御造営差図」から
「田」「十」字が出来ている。「四角」が四つ。
「心御柱」と「宇豆柱」他の柱、合わせて九本の柱。
「心御柱(しんのみはしら)」とは「中心の三柱」という意味か?


一つだけ逆向きの雲は「心御柱」か?
ということで、総括すると、
『 八雲立つ 出雲八重垣妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を 』
漢字を替えてみる
↓ ↓
『 夜雲断つ 出雲夜重垣妻籠みに 夜重垣つくる その夜重垣を 』
「夜空の星が雲で隠れている」という意味にとれる。
星を隠しているその雲を、
『 時がくれば 雲を払って真実を明るみにするぞ〜!』
という宣言の和歌だった!かも
意外な結末だった?笑
雲がなくなったら「出雲」じゃなくなるね。
雲のない空に星が出て、
✨明星となる✨
〜 完 〜
それではまた!😄