アグリヴォルテイクス | 寿建設 社長ブログ

寿建設 社長ブログ

福島県福島市にある建設会社です。
会社や現場の取り組み、
日々の仕事や取り組みの中での
エピソードや思うことを綴ります。

友人が二本松市の山の麓ですごい事業を展開している。

それが、アグリヴォルテイクス!

 

「営農型太陽光発電」という、太陽光を農業生産と発電とで共有する仕事である。

具体的にいえば、通常より高い位置に太陽光発電のパネルを設置し、その下で農業を行う、という取り組み。

日本では「ソーラーシェアリング」という言葉で称されることが多いようだが、世界的にはアグリヴォルテイクス(Agrivoltaics=agirculture:農業 +photovoltaics:太陽光発電)という名称が一般的なのだそうだ。

私は語感的に「アグリヴォルテイクス」という言葉にかっこよさを感じる。

 

詳しくは以下記事参照。
【独自】福島で国内最大級のソーラーシェアリング 放棄された農地を太陽光発電とブドウ栽培に活用へ:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
 

周りから「無茶」といわれながらも社会に役に立つことを信じてがんばっている友人の姿勢に感銘し、微力ながら応援させていただいている。

先日、久しぶりにそこに足を運んできた。

 

このようにかなり背の高い太陽光パネル。

東京ドームより広い6haという、広大な面積。

麦が見事に、そして美しく育っていた。

SF的で不思議な景観だが、美を感じてしまう。

向こうには菜の花が。

量が圧巻である。

これで「マスタード」を作ると聞いてびっくりした。正確にはカラシナという植物で、まさに「からし菜」で辛いのだそうだ。

去年友人からそのマスタードをいただいたのだが、菜の花とは結びついていなかった。

そして生育途中のシャインマスカット。

去年ここで食べさせていただいたが、抜群の甘さと美味さであった。これからどんどん枝が広がっていくという。

 

そして一角では牛が草を食べている。こちらも不思議な風景だ。見ごたえにもなっている。

中にはこうした屋根付きの空間もあって、ここで視察者に事業の説明をしたり、バーベキューなども可能。

実はこの椅子、昨年度当社本社をリフォームの際に破棄する予定だったものを再利用していただいた。

 

原発事故の被害にあった福島で、再生可能エネルギーの生産と新たなスタイルの農業を先駆的に実施している姿に、私はいつも感動を覚えている。

一度ここを訪れて本物を体感することをおススメします。ご希望あればご案内します。

 

詳しくはこちら。

二本松営農ソーラー株式会社|株式会社Sunshine – 農業×再生可能エネルギー (re100sunshine.jp)

 

絵になるインスタグラム、ぜひフォロー下さい。

二本松営農ソーラー/Sunshine(@re100sunshine) • Instagram写真と動画