当社では毎年会社の方針を「年間キーワード」として打ち出すのが恒例だが、昨年は2024年度からの時間外労働時間の上限規制を見据えて、会社の中のあらゆる手法を大きく変えていくことを示しキーワードを「大変化」とした。
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そしてその2024年度を迎えた今年度は、「大変化」を新(新たに)、進(さらに進んで)、深(より深く)、真(本質的に)に展開すべく、キーワードを「シン・大変化」とした(以下ロゴ)。
最近流行りの「シン」を利用させていただいた。
4月第一週の社員大会でその趣旨を私から全社員、協力会社の方々に説明し、その後施工中の全現場を回ってパトロールするのも年度スタートの恒例となっている。
遠くは静岡から夜勤も含め、4月稼働中の8現場を車で回った。
社員が今年のキーワードをしっかり受け止めてこれまでと異なる新たな取り組みをしようとしている姿勢が現場の雰囲気からうかがえた。
早速新年度方針を交えた安全掲示板。(当社が下請の現場でも積極的に見える化)
簡易プロジェクターを活用しての安全通路の「見える化」。
人目に触れない深夜の現場でもしっかり当社の掲示物を設置してのミーティング。
補修中のトンネル内にも内装タイル箇所に目立つ掲示物。
休憩所にあえて手書きの、思いのこもった安全指示内容。
モニターによる現場説明も、担当が作ったPowerPoint資料に各種動きがあって内容がよく分かる。
現場での作業手順周知をPowerPointで実施して効果的だったという資料。手順やルールが理解しやすい。
国道の規制箇所の最後にこの看板。通行車両から見てとてもいいと思う。
そして本社正面も花でイメージアップ!
「現場」とは、現れる場、である。
社員の前向きな、新しく変えていこうという思いが、現場には確かに現れていた。
私は社長として、この思いを維持できるような社内環境作りしながら2024年問題に取り組んでいこうと決意した。