尾道・向島とフェリー料金 | 寿建設 社長ブログ

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月末、西日本方面への出張後の休日を利用して広島県尾道市に足を運んだ。

尾道市街のすぐ対岸にある「向島(むかいしま)」出身で、コロナ禍以降島に戻って住み始めた友人のところに顔を出すのが目的であった。

 

近くに住む共通の知人宅を訪ねて車を出してもらい、計4名で尾道市に向かった。

待ち合わせはせっかくなのでネットで検索した尾道ラーメンの人気店。

しかし現地に近づくにつれて車が増えていきとても混んでいる。考えてみたら大型連休の最初の土曜日であり、尾道は人気観光地なのだからあたりまえだ。

待ち合わせ場所のラーメン店は大大行列であり、車を停める駐車場もすべて満車状態なので、予定変更でそのまま島に渡ろうということにした。

自転車で島から渡って並んでいてくれた友人が先導してフェリー乗り場に進む。

 

この向島行きのフェリーは、大林宣彦監督の映画によく登場したことで知られていて、私もその映像をはっきり覚えている。

「向島」という名に相応しいほど島は目の前であり、大きな川ほどの幅の海をフェリーで渡るのだ。実は島と結ばれた橋もあるのだが、せっかくなのでこの有名なフェリーに乗って短い船旅を体験してみることになったのである。

 

この向こうに見えるのが向島。

 

車をフェリーに乗せると、係のおじさんが「何人?」と尋ねてきたので「4人」と答えると料金は「430円」だという。

内訳は、人間1人100円、車1台30円なのだそうだ。

通常のフェリーは重量がある分車の方が高いと思うのだが、ここは30円。

あまりの価格にみんな爆笑してしまった。

ちなみに自転車で乗った友人は110円。自転車は10円。それならもう無料でいいんじゃない、と思ってしまう安さだ。

電子決済とカードとかは一切使えず、オール現金。それもいい。

 

フェリーの中からの景色。

島までの移動は5分程度。

朝6時くらいから夜10時まで、10分間隔くらいでひたすら往復を繰り返しているというから驚きだ。

 

それから数時間、友人に向島を案内してもらった。

食いそびれたラーメンは、向島ラーメンでリベンジ。

 

尾道ラーメンがベースだが、本場よりあっさりしていて美味しいと尾道ラーメンに詳しい知人ら談。

「わけぎ」が名物なのだそうで大量にのっていた。確かに絶品であった。超おススメである。

もし尾道ラーメンを食べに行く機会があれば、フェリーに乗ってここを選んでほしい!

島で一番高い「高見山」からの絶景。瀬戸内の島々である。

 

友人が昔毎日遊んでいたという、海水浴場。静かで美しい。

 

紹介しだすとキリがないほど自然豊かないい島であった。

老後は住んでみたい!と本気で思うほどよかった。