宮城県多賀城市にある国土交通省の東北技術事務所には「体験型土木構造物実習施設」があって、去年より新入社員研修で活用させていただいている。
せっかくの機会なので同行可能な社員も一緒に行くようにしていたが、今回私も挨拶がてら参加させてもらった。(都合で途中までであるが)
HPによる施設んじょ説明は以下。
体験型土木構造物実習施設は、コンクリートの施工不良箇所の再現 や施工手順など、「見て・触って・考える」をコンセプトに橋梁下部工、 橋梁上部工、函渠工等の構造物が実物大で製作されている 実体験型の施設です。
工事監督・検査における対応技術の向上や施工手順、品質の良否 判定などの基礎技術や判断技術を習得することを目的としています。
参加した午後の部は13:30~16:30の3時間コースで、担当の職員さんが基礎知識から丁寧に指導して下さる。
当社は新入社員2名に加え入社10年未満の若手が参加した。
実際の不良個所を見ながら原因等を説明いただくので、机上の勉強と違ってはるかに認識しやすい。
以下の左は3種の補強工法が部分的に施工させている。
途中経過の鉄筋構造。
ボックスカルバート。
実際のコンクリート表面を触りながら状態を認識してもらう。
私はここまでで失礼したが、その後非破壊検査などの体験もしたそうだ。
早速事務所のHPに当社が体験したことが記事になっていた。
Microsoft PowerPoint - 240417_体験型土木構造物実習施設利用状況(向井建設及び寿建設株式会社) (mlit.go.jp)
新入社員に限らず、ベテランでも改めて基礎知識を学び直せる施設だと感じたので、今後も積極的に活用していきたいと思う。
ご興味を持たれた方は以下をご覧ください。