毎朝定時の阿武隈川沿い散歩の時間がようやく明るくなり始めた。
真っ暗闇の中を照明の光を頼りに歩く数か月からようやく解放される喜びは精神的に大きい。
早朝の散歩を初めて4年半になるが、この時期はいつも光があることのありがたさを実感するのである。
散歩コースは3パターンあって、その一つの途中にごみ焼却施設が見える。
こんな時間で高い煙突から煙が上がっているのがちょうど朝焼けとかぶってとても美しい景色で、ついスマートフォンで写真を撮ってしまう。
刻々と空の色が変わっていくのと、煙の形の変化が絵を変えていくのが魅力的である。
やはり春は気持ちを高ぶらせてくれる。