ラビリンス型洪水吐 | 寿建設 社長ブログ

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福島県石川町にある千五沢ダムの再開発工事が完了したとのニュースを見た数日後、

「千五沢ダム」再開発工事完了 石川、治水機能整備し洪水防止:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet (minyu-net.com)

近くを車で通る機会があったので足を運んでみた。実は初めての訪問である。

ナビに従って進んでいくと、ダムを見るための展望広場があったの入ってみた。

 

このダムの洪水吐(こうずいばき)が特殊な形状をしているという情報は耳にしていた。

 

そもそも一般の方には「洪水吐」自体が謎の言葉であろう。

私もダムにはさほど詳しくないので説明が難しいのでネットで検索すると、業界関係の説明はなかなか難解で、以下の言葉がなんとか理解できるのではと思えたので転載してみる。

 

洪水吐とは、ダムに貯めた水を下流に放流するための設備のなかで、特に大雨や雪解けなどで上流から流れてくる水量がふだんより多くなったとき(の状態を河川用語で「洪水」という。あふれなくても洪水「状態」になるのだ)、水量調整の目的で放流するためのものを言う。文字通り、(河川用語の)洪水を吐くものだ。

※以下参照

くらしを守る放流設備「洪水吐」 :: デイリーポータルZ (dailyportalz.jp)

 

以下が展望広場から見える、このダムの洪水吐。

放射状に広がった要塞のようなコンクリート構造物が湖に浮かんで見える。

自然と人工構造物が調和したような、そうでないような、不思議な景色だと私は思った。

魅力的な画で、見ごたえがある。

きっとダムマニアの方々にはたまらないのではないか。

 

現地にあった説明板。

「ラビリンス型洪水吐」と呼ぶのだそうだ。

字面も魅力的だが、しかしこの短い内容では正直よく分からない。

 

ネットで短い時間でいろいろ調べてみたが、なかなか理解するが難しいのでチャットGPTになるべく分かりやすい解説を尋ねてみて出てきたのが以下。

 

ラビリンス型洪水吐(ラビリンスゲート)は、ダムや堤防などの水管理施設において、水位が一定以上に上昇した際に自動的に水を放出するための装置の一つです。その名前が示す通り、その形状は迷路(ラビリンス)のように複雑に折り返しが設けられています。

この特殊な形状には理由があります。ラビリンス型洪水吐の主な目的は、限られたスペースで最大限の放水能力を得ることです。通常の直線型の洪水吐と比べて、同じ幅の場合に放水能力を大幅に向上させることができます。これは、ラビリンス型の形状が水流の接触面積を増やすことで、より多くの水を一度に放出することが可能になるからです。

また、ラビリンス型洪水吐は機械的な動作部分がなく、水位が一定以上になったときに自然に水を放出するため、メンテナンスが少なく、信頼性が高いという利点もあります。

簡単に言えば、ラビリンス型洪水吐は「迷路のような形状をした、水位が一定以上になると自動的に水を放出する装置」で、その特殊な形状により、限られたスペースで大量の水を一度に放出することができます。

 

なるほど、かなり分かりやすくなっていてAIの実力を感じた次第であるが、お詳しい方、こちらで内容は合っているでしょうか??