デジタル移行の課題 | 寿建設 社長ブログ

寿建設 社長ブログ

福島県福島市にある建設会社です。
会社や現場の取り組み、
日々の仕事や取り組みの中での
エピソードや思うことを綴ります。

「働き方改革」対応の一環で、当社も近年デジタル化を推進している。
昨年は全社でGoogleクラウドの活用を開始し、既存の書類をまとめてデジタル化する方法を模索して一定の成果を出すことが出来た。
デジタル化の成果 | 寿建設 社長ブログ (ameblo.jp)
私個人としても、出来るだけ意欲を持って進めようと思っている。
ちょうど1年前、福島駅の改札で来客待ちをしている時にJRの職員さんから「えきねっと」の使用を勧められ、四苦八苦しながらなんとか使えるようになった。
新幹線のチケットをスマートフォンで購入し、アプリのSuicaで改札を出入りするのである。


始めた頃、恐る恐るスマートフォンをかざす私の心理に反応するかのように、装置が反応せずに改札を止められることが多かった。
何度も止められるので思わず駅員さんに「そちらが使えっていうからやっているのになぜにこんなに止められるのか!」とつい愚痴ったこともある。
だが最近はすっかり慣れたもので、使いこなしている感がある。

ただし、万事便利というわけでもない。
この「えきねっと」、東海道新幹線では同じように使えないのだ。
初めて東海道新幹線に乗り換える予定の際にそのことに気づいたのだが、購入して支払うところまでは可能なものの、スマートフォンでの改札通過が出来ない。
HPによると
東海道新幹線、山陽新幹線、九州新幹線、西九州新幹線は「新幹線eチケットサービス」の対象外となりますので、紙のきっぷでのご利用となります。
とのこと。

 

その時、発券をするための装置を見つけることが出来ず駅内でとても混乱したのがトラウマになり、次回使う際は普通に現金で券を購入した。
そうすると乗り換えが結構な手間になってしまうのだ。
九州に出張した際もやはり同様で、結局紙のチケットをすべて購入した。

このあたりを何とかしていただきたいと思うのは私だけではなかろう。

それとも私の知識不足で、使用が可能となる方法があればぜひ教えていただきたい。

 

それと去年、こんなこともあった。

東京に泊まり、朝スマートフォンでチケットを購入しようとしたところ、「えきねっと」が一時使えなくなったのだ。駅の中は結構騒然となり、チケットが買えないので当然切符売り場は人が並ぶので、予定の新幹線に乗れなくなってしまった。

 

アナログからデジタルへの大きな移行の時期、こうした混乱はあっても仕方ないと私は思っている。

新しいことをやれば時々不具合が起こるものだ。そのたびに批判ばかりするのは逆にブレーキになるような気がする。

そうした行ったり来たりを経て、より効果的な活用が出来るようになるとよいのだ。