「役不足」の誤認識 | 寿建設 社長ブログ

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福島県福島市にある建設会社です。
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いよいよ来週開催の「建設トップランナーフォーラム」

 

ご案内メールを多くの知人、関係者に送信させていただいた。

 

その案内文の冒頭が以下である。

 

来週23日(金)、役不足ながら私が実行委員長を担当をし開催されます「建設トップランナーフォーラム」は、「# 戦略的広報のすゝめ」というテーマで、今後建設業において重要な課題の一つである「広報」の先駆的かつ効果の大きな事例を発表いただく貴重な機会として準備してまいりました。

 

すると、何名かの方からこの「役不足」という言葉の使い方が誤っているとの指摘をいただいた。

自分の言葉で説明するとさらに墓穴を掘りそうなので、ネットに掲載されていた説明が以下転載する。

 

役不足の意味
人物の力量に比べて、与えられた役目が不相応に小さかったり、軽かったりする様子を指します。
昇進や抜てきの際に「自分にはもったいない」と謙遜の意味で使う人がいますが、これは誤りです。「力量に対して役目が大きい」と伝えたいのなら「力不足」を使います。

役不足と力不足の違い
役不足と力不足は反対の意味を持つ言葉です。
役不足は与えられた役目に対して人物の力量のほうが大きく、力不足は人物の力量が与えられた役目より小さいことを表します。

・役不足:人物の力量>与えられた役目
・力不足:人物の力量<与えられた役目
つまり、自分にはこの仕事をするだけの力が足りないと謙遜して伝えたいのなら「力不足」が適切な表現になります。
役不足が本来とは異なる意味で捉えられやすいのは「力不足」や「力量不足」との混同が原因だと考えられます。

 

以下参照

「役不足」の正しい使い方とは?意味やビジネスシーンでの例文を紹介 | Indeed (インディード)

 

つまり私は、この実行委員長という役割、自分には小さすぎると書いてしまったことになる。

どんだけ天狗なのだ。

 

まもなく55歳、つまり四捨五入すると60代になる年齢を迎えるというのに、まだこのような誤認識をしているのだ。

きっと他にもいろいろあるに違いない。

 

今回は顔を存じ上げている方々にのみ送ったので笑って見逃していただいていると思うのだが(多分)、初対面の方にこんな言葉使いをしたら人間関係に齟齬が生まれかねない。

そういう意味でもご指摘いただいたことはありがたい。

 

それにしても、とんだ力不足である。

 

そんな天狗が実行委員長を務めるトップランナーフォーラム、ぜひご参加下さい。

ネットで視聴できます。

https://kentop.org/forum/2163/