昨日は映画を観賞した後に作品の監督とお客様の前で話をするという、間違いなく人生で一度切りになるであろう体験をさせていただいた。
新鮮な体験だったのは、先にパソコン画面で観た(感想コメントを書くため)作品を、映画館で観ると全然違うということ。至極当たり前であるが、これが初体験。普通が映画館で観た何か月かあとに「もう一度観たい」とDVDで鑑賞するはずで逆はなかなかない。
映画はやっぱり映画館で観るべきなのだ。
それから事前にどんな話をするかほぼ打ち合わせなかったので、上映終了直後にどんな話をすればいいのかを考えながら作品を観る、というのも初めての経験。
ただ観るよりも、一歩深く考えながら観てしまうことが分かった。映画解説者という仕事はきっとこんな感覚で鑑賞するのであろう。負担はあるが、人間的に深く刻まれるものがある。アウトプットを意識することは大事、ということだ。
さて、上記のこともあってか夢中になってあっという間の2時間!最高に面白かった。
帰宅したら知人から以下のメールが届いていたので、誰もがそう感じたと思う。
映画はもう一度観たいくらい、本当面白かったです!
いつかまたどこかで、DVD化されたりするんでしょうか?
そしてここから次の初体験。
なんとスクリーンに自分の名前が投影される。
最初に松本監督がお一人で撮影経緯などを話された後に招かれて登壇。
同じ「掘る」でも発掘とトンネルはまったく逆である、というような話をさせていただいた。この件は改めて書きたいと思う。
聞いていた方がどう感じられたかは分からないが、知人に提供いただいた、本人はとても楽しく話していたことが分かる写真。
松本監督、足を運んでいただいたみなさま、告知にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
2月14日福島民友新聞記事