感染者数全期間グラフ | 寿建設 社長ブログ

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新型コロナウイルス感染の第6波。

当社もいろいろと対応中であるが、今の感染状況を見ると誰がいつどこで感染してもおかしくないと考えている。

点の発生が広がらないよう、各持ち場単位で出来るだけ接触機会を減らすようにするしかない。

 

去年も何度かやったように、感染拡大が本格化した一昨年の3月よりYahoo!が提供している「国内の発生状況」グラフの

全体の横軸をギュッと縮めてすべてが見えるような図を作ってみた。

しかも今回は以前なかった死亡者数のグラフも記載されている。

オレンジの棒グラフが感染者数、茶色の線グラフが死亡者数を表す。感染者数を死亡者数が上回るはずがないのでそれぞれ目盛りの数単位は異なるが、大きな流れは理解しやすい。

 

感染者数だけ見ると、もっとも警戒が強く「ステイホーム」が叫ばれた第1波はまるでゼロと言っていいほどの数に見える。

波が現れるたびに数は増えてきたという状況も分かるだろう。

 

そして死亡者数の認識は改まった。

ちょうど1年前の第3波、5月頃の第4波で急増し、昨夏の第5波では少し減っていたのだ。そして今回の第6波では感染者数に対する割合が激減していることがよく分かる。第1波と比較すると感染者数は100倍以上なのだが、死亡者数は少し増えたという具合。

このグラフの数値比では、4波までは死亡者が感染者を遥かに上回り、5波でほぼ並び、今回でググっと下がったということが明解である。

 

こうして2年間全期間グラフで一見すると全体像がイメージ出来る。

そして、第6波で特徴がまったく変わったといっていいと思う。

ならば対策ももっと変わってもしかるべきではなかろうか。

もちろん数が減ったからといって軽視するわけではない。一人の命であることに変わりはないのだから。

ただ命を落とすのはコロナに限らないわけだから、それこそ国内にあるその他さまざまなリスクとのさじ加減が重要なのだろうと思う。

 

※参考

昨年の作った全体グラフ(こちらは福島県の感染者数だったが)