新年 | 寿建設 社長ブログ

寿建設 社長ブログ

福島県福島市にある建設会社です。
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エピソードや思うことを綴ります。

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

(当社本社玄関の門松)

年末年始、地元福島市は局地的な大雪となった。

元日朝は30センチを超す積雪となり、新年早々の重い雪景色となり、一時高速道路が通行止めにもなったほどだ。

当社は地元の幹線道路である国道4号の約60㎞区間の除雪を担当しており、正月休み返上での対応に本当によくがんばってもらったので国道の大きな混乱はなかったようだが、まだしばらく雪の予報は続くので気は許せない。

 

3年前の年末もそうだったのだが、今回も福島市の市街地から北部に雪は集中した。

 

その時と同様にちょっと南に下ると嘘のようにあまり雪は残っていないのである。

このような降り方は3年前の時以外にあまり記憶にないのだが、今回はその週初めの寒波の時もこの年末年始もまるで福島市以北から県境までだけを狙ったような局地的降り方なのである。

降り方が変わってきているのだろうか。気になるところだ。

 

大雪の地域とは異なり、年に1,2度程度このような積雪となる地域の除雪対応は別の意味で難しい。

必ずしも降るとは限らない地域にすべてに行き届いた除雪をする体制を整えるには膨大な予算が必要となるだろう。

人材不足も含め、今後何か新しい考え方や技術を導入していかなければいつか除雪対応が出来ないことになってしまうのではないか。

特に東北地方は大震災以降幹線道路が劇的に増えたので、除雪すべき道路は同様に増加したのだ。

そしてインフラの対応は除雪に限らず、災害対応なども同様の問題をはらんでいると思う。

 

建設業界だけでなく今後の社会問題として考えていく必要を感じる新年である。