ネットで話題の面白ニュースより。
秋葉原の消火栓の位置を知らせるための看板の下に、こんな言葉が書かれた広告があるという。
みさなん おつれまかでさす。 …きづまきしたね?
うえを むいるていと なにしから はけっんが あるでものす。
きょうも あたなに いいとこが ありまうよすに。
元記事
https://withnews.jp/article/f0211019002qq000000000000000W00o10201qq000023799A
一文字ずつじっくり読むと意味不明な文章だが、ビジュアルとして見ると意味が分かるという文章である。
面白い。
「タイポグリセミア現象」という、人間の習性により起こる現象を利用したアイデアなのだそうだ。
文章に含まれる単語を構成する文字を並べ替えても、多くの人間はその文章を問題なく読めてしまう現象のこと。
なのだそうで、
人間は単語を、一文字ごとの理解ではなく一つの集合として視覚的に認識しており、人間の脳が単語を瞬時に予測、補正しているため、読むことができるとされる。ただし、脳による予測や補正は個人の知識やボキャブラリーに依存するため、現象の発生には年齢差や個人差がある。
という。
引用元
https://makitani.net/shimauma/typoglycemia
ネット検索すると、この現象を利用したツールは結構あるようだ。
ただ言葉を並べるのではなく、ちょっとした細工をすると内容が面白くなるという事例である。
肝心の「タイポグリセミア」が読みにくくて仕方ないのが難点だが。
とても好きなアイデアである。何か使えないかな?