10年以上何かとお世話になっていた知人(女性)が急逝され、3年前にその方からいただいていた、貴重なメッセージのことを過日書いた。
https://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12683204986.html
その方の訃報が、地元新聞の囲み記事として昨日掲載されていた。
見出しは、「福島の名物書店員逝く」
地元の書店に勤務されていた方であった。
記事を読むと、この半澤さんがいかに読書の普及に対し真摯に取り組んでいたかがよく分かり、またどれほど多くの方にその姿勢が信頼されていたことも改めて知ることが出来た。
そうでなければ書店勤務の方の訃報がこのような記事にはならない。
出版社から届く見本紙をすべて読み、感想を返していたというエピソードは読んで初めて知ったが、あらゆる人の思いをしっかり受け止めていらしたことに驚いたのと、その心の広さに感動を覚えた。
ぜひこの記事はご一読いただきたい。
思えば私が出版に関係した本のことを紹介すると、いつも趣旨に賛同いただき書店内でいろいろな展開をして下さったものである。
以下の写真は、その様子の一例。
記事の中の写真で、半澤さんが2冊のおすすめ本を持っている。
そのうち右の赤色っぽい表紙、これは私が書いた本である。
https://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12647209628.html
気が付いて正直びっくりしたが、半澤さんがまた私の背中を押してくれているような気持ちになり胸の奥がジーンした。
志半ばで逝去された半澤さんの思いを引継ぎ、私の出来る小さな範囲の中だが未来につながる行動をしていきたいと思った。