6月17日、建設通信新聞記事の見出し。
建設業従事者に優先接種/全国初「エッセンシャルワーカー」認定
ちなみに「エッセンシャル(essential))という言葉は「必要不可欠」といった意味をもっており、「エッセンシャルワーカー」とは「私たちの日常生活における、必要不可欠な仕事(エッセンシャルサービス)を担う労働者」という意味だそうだ。
冒頭にこう記されている。
群馬県の山本一太知事は16日の定例会見で、建設業従事者をエッセンシャルワーカーとして認定し、新型コロナウイルスワクチンを優先接種すると表明した。地震、台風といった自然災害や家畜伝染病などが発生した際に、真っ先に最前線に駆けつけて緊急対応に当たる建設業の備えを万全にする。山本知事は「社会に欠かせない存在。県民の安全・安心を守るため、建設業などエッセンシャルワーカーの接種を早急に進める」と語った。建設業をエッセンシャルワーカーとして明確化するのは全国初という。
(写真は同記事より)
全文は以下
https://www.kensetsunews.com/archives/579955
非常に意義のある先駆的取り組みだと思う。
社会を下支えする存在として自治体が認めて優先接種、という意味はとても大きい。
いつ起きるか分からない地震、台風、その他この数年全国で多発する自然災害の被害に対し、初動で現場に駆け付けるの存在の一つが建設業である。
冬の除雪体制の時も不安であったが、対応中にクラスターなどが発生するリスクを出来るだけ下げておかなければ、社会への影響はあまりにも大きい。
見えない縁の下にずっといるのではなく、社会をしっかり支える「エッセンシャルワーカー」として自負を持って堂々とした存在でいたいと思う。そのためにもこのような取り組みは象徴的だ。
スピード感をもって全国へと展開されることを期待する。