私が言い出しっぺとなって復刊されることになった、故・田村喜子さんの著作「土木のこころ」。
https://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12645830144.html
期間限定の2割引き事前予約は1500冊近くの申し込みがあったらしい。
まだ印刷される前だというのにすごい反響だと思うし、それだけ以前読んだ方の思い入れがあるのだろう。自分が考えたことは間違ってなかったと実感している。
本の完成が2月17日、配本は3月2日だという。いよいよ本当に世に出ることになるのだ。
地元福島市の書店から、発売のタイミングで土木関連本のフェアをやれないかと打診をいただいたりもしている。
長年懇意にさせてもらっている。「本のソムリエ」と呼ばれている江戸川区の書店「読書のすすめ」の清水克衛店長
https://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12167483038.html
がお薦めする本を毎月送る「成幸読書頒布会」
https://ssl.form-mailer.jp/fms/9ca32d0b550545
の選定本として「土木のこころ」を選んでいただいた。とってもありがたい。
その紹介動画がYouTubeにアップにされたのだが、清水店長から語られる「土木のこころ」に対する言葉が本当に嬉しい。(以下の7:55~より)
こんな言葉がいちいち胸に響く。
われわれ明治、大正、昭和のいろんな政治家とか成功者とか、そういうのは本で見たり聞いたりするんだけど、表にはそんなに名前の出てこない、でも確実に日本人のためにって言ってさあ、やった連中の話なのよ。
みんな百年後のこと考えているんだよ、土木の人は。百年後の後世のために考えてやっていくってさあ。
この人たちは一人ひとりが、時代の、自分に立っている場所での主人公となろうとしてがんばってきたっていう。実にいいよ。
われわれ、こうお花畑というか、きれいなとこしか見なくなっちゃったんだよね。(中略)きれいなとこだけ。その裏ではこのコロナの中でもさ、冬の時期だったら除雪作業をする人だとか、水道局の人が凍らないだろうかとか、橋が壊れたらどうしようかとか。目に見えないところでがんばった人がゴマンといて、で今もわれわれにはその方がいるってことだよね。
最後におっしゃったこの言葉は、特になるほどと思った。
普通の本屋さん行ってみなさんがこれ(本)を見たとしたら、「土木のこころ」って絶対手に取らないですよね。まあ、関係者の方は「あ?なんだろう」と思うかもしれないけど。そんなもんじゃないんで、これ(本)は。
業界からの発信も大事だが、やはり外の方が本音で語る言葉がズバリ本質を言い当てている。
清水店長、すばらしい推薦の言葉、ありがとうございます。
本をすすめるプロの言葉、必聴である。