こんな事態になっていなければ、今日は「重機でGO」
の、初めての公開対戦イベントであった。
去年の暮れから数名で企画を検討し、会場も予約し、いろいろな準備もしていたのだ。
きっと盛り上がっただろうなあ、と想像している。
さらに今週22日には、20数年ぶりに海外に旅立つ予定であった。
パリで「インフラメンテナンス写真展」が予定されていたのだ。
https://ameblo.jp/yamasakielina/entry-12582220740.html
チケットもホテルも確保していたのだが、現状を考えるとやれるはずもない。
事態は徐々に悪化し、収束の兆しが見えない。
この10年に何度も経験した災害などでは基本発生時がピークであり、時間はかかっても少しづつ沈静化したり復興が進んでいったが、今回は数ヶ月に渡りまだ悪い方向に進行している。
「緊急事態宣言」発令により会社として判断することも多数で、そのための情報収集や専門家への相談も常にしている。
判断基準が難しく、頭の中はいろんな想定や方針が浮かんでは変わり、浮かんでは変わる。
なにか明るい話題もないとまずいぞ、とふと考えた時、広報委員を仰せつかっている日本トンネル専門工事業協会のインスタグラムにて、トンネル貫通写真を連続投稿しよう、というアイデアが沸いた。
みんなでがんばればいつかきっと光に到達する証拠といえる写真であり、先の見えない不安の中で少しでも希望を感じていただくことが出来るかもしれない。
そんな思いであった。
早速当社にあった写真を多数アップし、今協会内でも写真を募っている。
建設業の現場から、小さな希望を発信したい。
ぜひ全国、いや世界のみなさまに届きますように。
題して【希望のトンネル貫通シリーズ】
必ずいつか光に届くのだ。