4月7日夜の、新型コロナウイルス感染症への「緊急事態宣言」発令の言葉を受け止めてから、当社が何をすべきか考え整理した。朝早く起きてメールをチェックすると他の役員からも当社のやるべき対策案の箇条書きが届いていた。
それらの内容をまとめてざっと整理しA4一枚にまとめ、それをもとに朝一番に緊急幹部会議を開催。
各項目について各部門長の意見を聞き、やるべきことの線を引いた。
判断や線引きが微妙で難しい対応であり、しかも現在のところ当社の現場は該当地区にはないものの今後さまざまな影響が予測されることから、幹部の総意でやるべき線を引いたのである。
前日、地元福島市で1週間ぶりに複数感染者が出たのでもはやマスクは室内では基本常時着用というのも入れた。
内容を社内通達文として整理していたところで、私も会員にさせていただいている全国の同業社組織の共有SNSに、ある社長さんが「昨日の緊急事態宣言を受けての弊社の対応です。」と、今回の件に対する社内通達文を公開して下さった。
それに呼応してもう一社さんが同様の文章をアップしてくれた。
これがとても役立った。それぞれの会社が社内でどんなことを伝えたかは明快なヒントである。
参考にしてさせていただき、当社なりの通達文も完成させた。
(その時点でその資料も同SNSで公開)
このような情報共有は、とても意義が深いと今回実感した。
緊急事態に、地方の中小企業がどんな動きをするかという判断は難しい。
その各社の情報が共有できることで、それぞれの取り組みの精度は相当高くなると思う。
そして昨夜中に、社内に通達をした(とはいえいろいろまだ行き渡っていない多々箇所もあるはず)。
もちろん絶対正解ではないし、まだまだこれから修正も必要であろう。
そういう意味でも今後もこうした情報共有はありがたい。