コロナウイルスの感染拡大により、数多くの行事が中止、延期になっている。
私も4、5月だけで6~7件の行事の開催に関わっていたが、すべて延期になった。(どれもいずれ必ずやるのであくまで「延期」)
4月末のパリで開催のはずだった写真展も半月前に延期が決まった。
予定していた初の海外出張も一旦白紙になったのだが、現状からするとかなり先のことになりそうだ。
さて、4月第1週の土曜は、当社毎年恒例の社員大会である。
福島県内は感染経路がはっきりしている2件の感染事例のみで、開催する福島市は隣接市町村も含めまだ感染事例はなかったので、十分な対策を取った上で最少限の内容にて開催を予定していた。
特に今年は会社としての変更事項もあり、間違いなくいろいろ変えていく年にもなるので、年度の方針は全社員で共有したい、という思いは強かった。
※昨年の同大会の状況
が、3月31日に福島市内で感染経路不明の感染者が2名確認され、市内における感染リスクが高まったことを踏まえ、昨朝急遽幹部が集まって各部門の意見も聞いて検討し、開催を中止することにした。
県外の現場から来る社員もいることもあり、いろいろ想定するとほぼ全員がこの結論の意見だった。
年度頭の行事なので延期は出来ない。これは中止である。
そしてこの日は「特別休暇」として外出も控えるようにした。
とはいえ方針の周知は絶対重要なことなので、その変わりの方法をいろいろまた考え、昨日のうちに社内でも通達したところだ。
(ビデオ撮影をしてネットで配信も検討中)
目的は年度方針の伝達である。
それを叶える方法は、今の時代たくさんある。
それをこの機会にやってみるのだ。
目的を認識して前向きに考えてさえいれば、いろいろ新しい意見も出て、また新たなヒントも生まれることがよく分かった。