先日とあるイベントに参加中、昼食をしっかり食べる時間がなく、近くのブースで売っていたカレーパンを買って腹の足しにしようと食べたのである。
と、これがとてつもなく辛い。
パンの中のカレーが通過すると喉のあたりが熱くなってきて、汗もダラダラでてくる。
汗をかくような環境ではないのに止めどなく湧き出してくるのでタオルを顔から離せないくらいであった。
それが30分近く続いたのである。
あまりの辛さに、これは売る時にちゃんと表記がないのはおかしい、と一緒にいた方に話した。
そしてその店に案内して、「あれあれ、あのカレーパン」と教えたのだ。
するとその方、「なんだ、ジョロキアって書いてあるじゃない」と言う。
私はまったく目に入らなかったし、言葉も知らなかったが、「ジョロキア」というのは激辛で有名なのだそうだ。
たとえそれが正解でも、この言葉が誰でも知っているとは私には思えなかった。
そこで店員さんにやさしく言ったのである。
「さっきこのカレーパンを買って食べたんですけど、あまりに辛くて汗が止まらなかったです。ジョロキアって私は知らなかったし、知らない人もいると思うのでやっぱり『激辛』って表記したほうがいいと思います」
親切な店員さん、納得して早速対応いただいた。
同様の被害者が出ないよう、リスクは低減すべきなのである。
それにしても思い出しても汗がにじむほど辛かった。