2015年、新潟県胎内市に本社を構える株式会社小野組さんと友好提携協定を結んだ。
その1年ほど前に知り合って意気投合した小野社長さんとの「『姉妹都市』というのがあるなら『姉妹企業』があってもいいのでは」という話がきっかけであった。
https://blue.ap.teacup.com/kotobuki/204.html
お互いの技術を学んだり現場を見学しあったり、会社運営上の悩みを共有して相談しあったり、とありがたい関係を続けさせてもらっている。
双方の社内研修にも行き来していて、毎年この時期開催の小野組さんの経営報告会・研修会にはご招待いただいており、勉強させてもらっている。
今年は新しい企画があったので楽しみにしていた。
当社で現場撮影してもらっている写真家・山崎エリナさんに小野組さんも去年から撮影依頼しており、その作品を展示するというのだ。
会場入り口にそれはあった。
プロに頼んでしっかりとした写真展示になっていた。
なんと、写真はモノクロ。
それがとてもよかった。実によかった。
食い入るように、何度も見てしまった。
当社の写真とはまた異なった趣で、胸がジーンと熱くなるのを覚えたほどである。
さらに、夜の懇親会のラストのあたりで展示されなかった写真を含めた膨大な数の写真を音楽に合わせて大きな画面でスライドショー上映された。
音楽というのが、Mr.Childrenの「彩り」という歌で、こんな歌詞であった。
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僕のした単純作業が
この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の
笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が
日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に
少ないけど 赤 黄色 緑
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次々と現れるモノクロの写真とその下で出てくるこんな歌詞と合わせて眺めていたら、目から涙がツーっと流れ落ちた。
去年当社の写真展で涙を流される方がいるのを見てとても驚いたものだが、
https://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12394749782.html
まさか自分も涙するとは。
プロの写真って、すごい。
●こちらも感想です。
答えは現場にあり!技術屋日記―写真家・山崎エリナ氏の撮影による「インフラ工事現場写真」を観る
https://blog.goo.ne.jp/isobegumi/e/03bd5e9936fbaf788b01bc99c952c78b