排雪作業 | 寿建設 社長ブログ

寿建設 社長ブログ

福島県福島市にある建設会社です。
会社や現場の取り組み、
日々の仕事や取り組みの中での
エピソードや思うことを綴ります。

1日がかりで県内の何か所もお客さん回りするいくつか恒例のコースがあって、広い福島なので数百キロ運転しながら10数か所は回る。
相手がいらっしゃればいろいろ情報交換し、不在の時は名刺を置いていく、ごく普通の営業活動だ。
ただお客さん回りだけでなく、通りながら当社が建設や補修に携わったトンネルの現状も自分の目で確認しながら運転する。必要があれば写真も撮る。

 

一番長いコースがこちら。

福島から白河まで高速道路で移動し、そこから山を越えて南会津~奥会津~会津とぐるり周り、それから喜多方に北上して米沢経由で福島に戻る。
約400km。(逆もある)

年に2、3度回る。

 

この時期に年始挨拶でこのコースを回ると、毎度雪の多さに同じ福島県なのにあまりにもの違いを実感する。
分厚い雪の層を見ながら運転することになる。

途中何度か止められるのが「排雪作業」。
除雪ではなく、道路などに積みあがった雪をダンプなどでよそに運搬(排出)するのである。


こうした豪雪地域での除雪、排雪は本当に重要な仕事で、作業の進捗状況で地域の交通事情は大きく変わる。
もちろんどの地域も同じであるが、こうした地域は顕著である。

 

今、こうした作業に従事する方の高齢化が大きな問題になっている。
一概に「インフラメンテナンス」というが、地域地域の状況や特性などによって、問題の方向性は大きく異なる。
生活を支える、重要な課題である。