箱根駅伝優勝 | 寿建設 社長ブログ

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福島県福島市にある建設会社です。
会社や現場の取り組み、
日々の仕事や取り組みの中での
エピソードや思うことを綴ります。

私はスポーツの世界にほとんど関心がない。
箱根駅伝についても、ほぼ興味はない。
正月に実家などで画面に映っていれば見ることもあるが、どこが強くて最近はどうなのかなどの情報は全然知らない。
新聞で目に入ってくるので青山学院大学がなんだか強いらしい、というイメージがあるだけ。

 

この正月休みの終わり頃、我が家になぜかこんな本があった。
「フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉」

 

その前に濃厚な小説を読み終えたばかりだったので、何の気なしにページを開くと止まらなくなった。
たぶん誰でも知っていることなのだろうが、この本の著者である原さんが青山学院の陸上部監督になったことから、それまで箱根に出場すら微妙だったチームが現在の最強チームにまで成長する。(恥ずかしいことに今年4連覇ということは、本を読む直前に調べて知った次第・・・)

選手として華やかな成績を残しているわけではない原監督が、陸上部選手として使い物にならなくなったために会社員として「営業」の仕事にのめり込み、そして大きな成果を出した経験を駅伝の監督としてのチーム作りに活かして結果を出したというのが大きなポイントである。(これもきっと誰もが知っているのだろうが)


そんな原監督の考え方のキーワード、47の言葉毎に章立てた短い文章に具体的な事例が詰まっているので、読みやすい。

私も大学で建設関係の勉強をしたわけでは全然なく、その後他の建設会社ではなく別な仕事を経験してから今の会社に入った人間である。
決してこのような大きな成果を上げたわけではないが、視点としては大いに共感するところが多い。
プラスたくさん面白く役立ちそうなヒントがあって、自分の会社に活かせる事例は早速取り組みの参考にさせていただいている。


新年スタートによい本を読んだ。

 

「チャラい」は最高のほめ言葉である。
という発想は特にびっくりであった。