先月東京にてある会合で、北海道の方と新潟の方2名と私と4人で会話。
新潟のAさんが北海道の方と、ご一緒したらしい北海道での思い出話をしている。
「泊まった宿がよかったよ。カツゲンもうまいし」
私と新潟のBさんは頭の中で
「かつ源」
と解読した。
そういう名前のチェーン店トンカツ屋があるのだと。
で、その後しばし「かつ源」の話が続くのだが、どうもおかしい。
どうにもそれがトンカツっぽくない話なのだ。
私はいよいよ
「どうも話が分からない。そのカツゲンって何なんですか?」
訊ねた。
新潟Aさん曰く、
「ヤクルトとマミーの間みたいな飲み物」
北海道だけで売っている「カツゲン」という甘い飲み物なのだ。
活力とか元気という意味なのだろうか。
トンカツソースのイメージと全然違う。
北海道人のソウルドリンクなのだそうだ。
http://pucchi.net/hokkaido/katsugen/
その後実際に飲んでみたが、私は頭に「かつ源」がインプットされてしまい、甘い飲み物なのに、どうもソース味に感じてしまうのだった。
人間の脳みそはいったん書き込みされるとなかなか上書きできない。