高視認化の実践 | 寿建設 社長ブログ

寿建設 社長ブログ

福島県福島市にある建設会社です。
会社や現場の取り組み、
日々の仕事や取り組みの中での
エピソードや思うことを綴ります。

当社では本年度、ゆびさし実践の習慣化
http://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12154032064.html
と共に、「良視(よし)」と称して「見える化」と「高視認」の取り組み
http://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12148998529.html
を展開中である。

 

ゆびさしの「ヨシ!」のかけ言葉と、2つの「良視(よし)」の展開で、計3つの「ヨシ」を習慣化することで、現場のリスクを大幅に減らそうというのが趣旨である。

これを「3ヨシ習慣」と称し、今年の当社の安全の年間キーワードにしている。

今月の現場パトロールでは、早速現場でいろいろ取り組んでもらっているのを確認したが、特に「高視認」は今までにないいろいろ面白い展開が出来そうである。

 

ある現場では、この4月中旬に配属された新入社員に蛍光黄色の高視認の上着を着せていた。

入ったばかりの若い子は、まだ何も慣れていないのに一生懸命仕事を覚えようと意外な動きをしてしまうことが多い。
慣れたメンバーのルールに則った動きとは違う、思いもよらぬ動きが災害の原因になり得る。
よって、この目に付く上着は、そんな災害防止に役立つと思う。

深夜の鉄道のトンネルの現場では、工具に高視認テープを貼っていた。
短時間で決められた量の仕事しなければいけない制約の多い工事の中で、こうして目に付きやすくなることで、工具探しの手間や、置き忘れなどの防止に役立つのではないかと思う。

少なくとも何もしないよりは、何パーセントかは効果が上がるはずだ。

 

災害を防ぐには、小さくてもリスクを低減出来る行動の積み重ねが重要だと信じる。