会社設立５０周年の記念品 の紹介、その３。
それが「蒲鉾トンネル」。
長崎の蒲鉾（かまぼこ）屋の後継者である友人がいて、数年前仕事で九州に行った際にわざわざ会いに来てくれて、話の中で商売がなかなか大変だという話を聞いた。
話を聞きながら「そういえば、蒲鉾ってトンネルの形だな」と気づいた。
それからの会話の中で、トンネルを模した蒲鉾を作ったら面白いのでは！というアイデアが生まれた。
通常の蒲鉾の赤い部分を何らかで灰色にし、真ん中の白い部分を黒に近い色にする。
私はバカバカしい企画が好きなので、このアイデアが大層気に入った。
蒲鉾屋の友人も何か新しい取り組みをと考えていたのでやる気になったようだった。
何事もやってみなければ分からない！
中の黒い部分の色がなかなか出せないという時、お世話になっている方が熱心に取り組んでおられている「会津桐炭パウダー
」をふと思い出して長崎に送ってもらって試したところ、偶然にも桐炭の効果でとってもふっくらした味わいになったのだ。（蒲鉾屋もこの触感に驚いた！）
さらに悪ふざけして、書家の友人にトンネル銘板風のロゴを書いてもらい、「世界最短 140ｍｍ」と入れた包装も作った。
その年にトンネルの貫通式があって記念品に出したところ、意外なほど好評であった。
そのトンネルが完成する頃には、蒲鉾そっくりになったのがさらに面白かった。
これを今回も記念品にしたのだ。トンネル屋が作った、蒲鉾トンネルである。
食べ終えると、板にこんな文字が現れる仕掛けがしてある。
５０本単位ではあるが、当社ネットショップ・寿建設商店で注文可能なので、何かトンネルに関する記念品（？？？）の企画があればぜひお試しを！