「生きたい」と願った明日 | 寿建設 社長ブログ

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福島県福島市にある建設会社です。
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日々の仕事や取り組みの中での
エピソードや思うことを綴ります。

仕事でお世話になっていた方が心筋梗塞で急逝された。
62歳という若さで、日中は通常通り仕事をされ自宅でテレビ鑑賞中に急に胸の痛みを訴え、救急車を呼んだものの帰らぬ人となってしまったそうだ。
数か月前にもご一緒させていただき、とても元気だったので驚きであった。


昨年来、このような急逝の訃報が少なくない。
コタツで横になっていて突如とか、体調不良を我慢していたら急に、とか、まだまだ一線で活躍出来る方たちだった。


以前一緒に仕事をさせてもらった方のご子息が、昨年の暮れに19歳という若さで逝去され葬儀に参列した。
父親に憧れて建設業に入ることを目指し、元気に大学生活をしていたその朝、突然布団で亡くなっていたそうだ。

参列者の涙と嗚咽が止まらない、深い悲しみに包まれたお葬式であった。


葬儀の最後に住職さんのご挨拶があり、こんな言葉が紹介された。


あなたがむなしく生きた今日は、きのう亡くなった人が「生きたい」と願った明日

深い悲しみの中で、一日一日を大事に生きなければと実感できる、いい言葉だと思った。