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岡山の朝ラーは「三方らーめんおお田」の朝らーめんしょうゆ

 岡山で泊まった時に朝ラーしようと思って探してみたら、土・日は7時から開いてるラーメン屋さんがあった。
 駅近やし行ってみることにした。

 場所はイ〇ンモール岡山を南に下がり二本目の東西の筋を西に折れてすぐ。
 この辺って夜の飲屋街でもなさそうやし、何でこんな所でラーメンが食べられるのかが謎や、しかも土・日は朝ラー、うーんよく分からん。
 

 


 ・三方らーめんおお田:朝らーめんしょうゆ600円
 


 おお、ちゃんと開いてるではないか。
 表にA型看板があってメニュー確認、朝らーめんあるある。

 

 

 一番客やったか、ガラッと入ってテーブル席に座る。
 

 

 再度メニュー確認。
 朝は塩としょうゆ、何故か塩だけが細麺か全粒粉の平打ちめんが選べるらしい。
 スタンダードにしょうゆが食べたいワタシとしては残念。
 どんだけ酒飲んだ後の人向けのメニューやねん、的な限定10食の具だくさんおみそ汁600円ってのがある、へー。
 

 

 普通のメニューはこんなん。
 坦々麺やってるのと光って見えんがしそ梅らーめんというのは興味深い。
 かなり創作が得意と見た。
 

 

 しょうゆを頼んで5分くらいで出てきた朝らーがこれ。
 おおー、メチャメチャ凝ってるやん、もやしにキャベツにとろろ昆布に紫玉ねぎに普通のネギに煮卵にチャーシューに豆腐??? 面白い。
 

 

 まずはもやしから食べて麺、この麺は細目の加水率高めのつるシコ麺、のど越しヨロシイ。
 スープは鶏メインなんかな、甘めの醤油で万人受けしそうな味。
 チャーシューが絶品で、側が炙られててカリッと、噛めば醤油ダレの旨味がじゅわっと拡がる、これは酒の肴になるタイプ、イケる~~~。
 朝の600円らーめんなのに黄身とろとろの煮卵まで付いちゃってラッキー。
 何故か豆腐にとろろ昆布がトッピング、この狙いはなんざんしょ???

 この醤油らーめんを常時提供してるのか知らんが、ここがどうやという穴がなく、工夫の多いラーメンやなと思った。
 7時からやってる店もそうはないので、要チェックの店やと思う。


 繰り返すが中国地方を3年ぶりに再度担当することになったので、また行く機会が増えたらええな。
 岡山楽しいんだよ。

 

行くなら早めに行きましょう「松屋」のポーランド風ミエロニィハンバーグ・ライス特盛

 牛丼チェーンに牛丼を食べに行くことは年に一回あるかないかだが、出張先の朝ごはんではよく行って朝の納豆卵定食290円とか食べる。
 ワタシは朝ごはん食べないとエンジン掛からない派なので朝は必ず。

 そんな牛丼チェーンだが、牛丼以外であっと言わせるメニューを出すのが「松屋」。
 やっぱりコロナ前に出したジョージア料理の「シュクメルリ鍋」は印象深かった。
 と言ってもワタシは初回販売の際には行ったらもうメニューから消ええてて食べれなくて、コロナ禍において復刻した際に食べに行ったんだけど。
 食べてこれは自分でも作れそうだというので、自作までした。
 今でもコンビニの冷凍コーナーに「シュクメルリ」が置かれてるから、影響は大きかったのだろう。

 その後もマッサマンとか何とか各国のメニューをやってたみたいやったが、ワタシにはピンと来る物ではなかった。
 昨日たまたまネットのニュースでまた新メニューをやるということで、東南アジアのメニューはもうええわ、って感じだったんだが、何と今度はポーランドだという。
 ヨーロッパに行くことももはや難しい現在となっては、ヨーロッパの味を楽しめる貴重な機会ではないか。
 しかし「松屋」はいつもそれを日本人向けにアレンジしちゃうんだよなー。


 ・松屋:ポーランド風ミエロニィハンバーグ・ライス特盛830円

 4月23日から販売だったので昨日24日のニュースに出てたんやろう、見逃してたら行くことはなかった。
 今見たらやっぱり期間は短くて5月7日の午前10時までなので興味ある方はとっとと行きましょう。

  店はまぁ、どこでも良かろう。
  店内画像もナシ。
  券売機でサラダありだと100円プラスだが、流石に「松屋」で930円使うのはどうよと、心のブレーキが掛かったのでサラダなしにすることになった。
  足りない野菜は紅生姜食べちゃおう(ヲイ)。
 

 

 お昼時だったのでまま混んでたが、10分待たずに出てきたミエロニィハンバーグがこれ、ミエロニィってどういう意味じゃ???
  流石にライス特盛だと迫力あるな。
 

 

  ハンバーグもこの器まるまるハンバーグだから結構量あるんじゃないの。
  それにソーセージが寄り添ってる。
 

 

  ライスは古墳かと思わせるが上にバターとコショウが乗っかってる、へー、凝ってるな。

  では食べてみよう、紅生姜のあとにハンバーグをぱくり、これがまさかオーブンで焼いた訳ではないと思うが熱々なのよ。
  細かく挽かれたハンバーグはほろほろとほどける、そこに絡むソースはこれはうっすらとにんにくの香りがしつつ、ヨーグルトの酸味があって丸くなってる。
  丸くなってはいるが、ガツンと来るソースなので、これはご飯がススムくんなんだよ。
  後で調べてみたらオールスパイスの香りに醤油とほんの少しカレー粉を加えてるんだとか。
  なるほど、オールスパイスとカレーは分からんかったが、醤油は納得。
  これがご飯を進ませる要因やね。
  んで、ハンバーグ自体はほろほろなんだけど、所々に粗挽きのミンチがあって、これが食感の妙というか、脂の美味さが感じられる。
  ソースにはマッシュルームが結構入っており、このきのこの美味さもソースの美味さに寄与してるんやろうな。
  コショウがかけられたバターライスはこのデミとヨーグルトと和テイストのソースに合う、だから特盛古墳もぺろりと平らげてしまった。
 「松屋」は定食メニューはご飯お代わり可なので、並盛のお代わりを頼んだら、今度は牛丼の丼で並盛のご飯が出てきた、そりゃそーだ。
  ソーセージについて何も言わなかったけど、ソーセージもでかくて肉に飽きた際にはソーセージをがぶり、これもご飯が食べられる代物であった。

 うむ、初めて食べるような懐かしいような味だが、ポーランド料理ではなく「ポーランド風」なので全然OKでしょう。

 

 

 最近、アジア系かカレー以外であんまり他国の料理なんて入ってこないから、「風」とはいえ、異国テイストを楽しめる今回のミエロニィハンバーグ、試してみる???
  時間もないのでなるべくお早めに。
 

博多は天神の珍店「新天町倶楽部」のオムライス

 仕事で九州行く時は熊本と佐賀がメインで、熊本には必ず泊るが、久留米に泊まれりゃラッキー。
 佐賀は仕事ではメインだが絶対泊らん、長崎はこないだ初めて諫早で泊まったがここも二度と泊ることはない。
 長崎市内に泊りたいが遊んでると思われると困るので泊らん。
 ちなみに3月の下旬に佐賀~長崎~佐賀に行ったが、三度目の佐世保に泊った。
 佐世保好きよ、商店街に人は居ないけど、メチャメチャでかいし、馴染みの喫茶店も出来たし、次はどこでハンバーガー食べようかって感じ。
 なのでプライベートで九州行くと博多か小倉になる、小倉のぬか炊きサイコー。

 2月の最初の3連休でもあちこち立ち寄りながら博多にも行った(ホントどんだけ来るんだよ)。
 この時も食べて飲んでだったんだが、2泊3日の帰る日の昼ごはん、さぁ、何食べようかと考える間もなく、天神と赤坂の間の昭和通りにある「博多 ごまさば屋」に行こうかと思ってた。
 あ、ここ最近の博多ネタはワタシが偶然発見した「山田全自動の福岡暮らし」というエッセイ漫画から面白そうな店をピックアップして行ってる。
 ありがとう、山田全自動センセ、ちゃんと使わせてもらってます。

 ワタシには博多がごまさばというイメージは全くないし、作中でアジの南蛮漬けが食べ放題とか、〆にさばのだし茶漬けが美味そう、くらいの前情報で行こうとしてた。
 完全に甘く見てたのだが、11時開店で10分くらい前に着いたんだが、長蛇の列で既に30mくらいの行列が出来てた。
 店内を覗き込んでみるが、それ程広い店ではなさそうで、この行列が一回目の入店で入れるかどうか。
 そんで開店までは並んでみたが、食券買うのにこれまた遅々として進まずだったので、こりゃダメだと断念して列から外れてもう一軒、行きたかった山田全自動センセ推しの店に行くことにした。


 

 

 ・新天町倶楽部:オムライス680円
 

 

 新天町の商店街で働く人の為の社員食堂らしい、けど一般人も入れるそうだ。
 「早い! 美味い!! リーズナブル!!!」だから行ってみる価値あるあるある。
 いろいろ突っ込みどころが多そうなのがまた楽しい。
 

 

 場所は天神を西に出たら新天町という商店街があり、なかなか味わい深い店が並んでるんだが、その突き当たり。
 緑のコンビニを目指して行けばすぐ分かる、つか真っすぐ行ってドン突きで階段上がった3階。
 看板も出てるから迷いようもない。
 

 

 結構、人が多いのかと思いきや、11時ちょい過ぎならまだ混んでなく並ばずに注文してすぐに料理も来て座れた、画像は食べ終わってから撮ったから少し混んでる。
 ただ狙った席ではなかったが。
 もしも「ごまさば」並みの行列やったら昼食難民になるところやった。
 

 

 さて、何食べようか、メニューどれどれ。
 エッセイ漫画ではオムライスとビーフシチューが人気とあったが、ビーフシチューはやってないようで、メニューから消えてた。
 日替わり定食がA・Bあって、この日はチキン南蛮と塩サバ。
 いろいろ食べてみたいが、一応この次もあるのでお腹は残しておきたい。
 次はカレーの予定なのでカレーはパス、カレーが閉まってたらうどんを食べるつもりだったのでうどんもナシ。
 とするとやっぱオムライスでしょ。

 そうしてトレーを持って学食みたいにスライドしてレジにてオムライス680円を払って料理を待つ。
 この時、調理してるのを眺めてたんだが、ナニコレ珍百景的な驚きをもって見たのが卵よ。
 最初にケチャップライスを炒めて皿に盛る。
 そんで卵をフライパンに流し込んで整形しながらポンポンっと、完成したらケチャップライスの皿を片手に持って、フライパンから卵をスポンと飛ばすと何とケチャップライスにピッタリ乗っちゃうんだよ、信じられん。
 どんなテクニックやねん、これ忙しい時でもやってんかな。
 とにかくこの店利用する人でも混んでたり忙しかったら見もせんだろうけど、実は厨房で凄いことやってはります。
 

 

 食べる前から度肝を抜かれてしまったが、上でも言ってるが狙った席は既に先客が居た、惜しい(ちなみにこの席は健常者の人は座っちゃダメな席、後で気付いて座り直した)。
 

 

 その狙ってた理由はこれ、食べ終わってから空いた。
 何とこの絵というか字というか、岡本太郎の作品なんだって。
 こんなシチュエーション、この食堂を利用する以外そうはないぞ。
 

 

 しかし隣に陣取ったのでチラ見しながら食べさせてもらった、シュールや。
 つか、場所取りとかデジカメやスマホンで写真撮ってたらすっかり時間が経って料理が冷えてしまったのは残念なことよ。
 

 

 では食べてみる、ぱくり、うむ、ケチャップライスのケチャップ加減が丁度良い。
 そんで卵はふわっとしながらとろっとしてて、デミソースも旨味とコクがあり、これ680円の味じゃないよ、社員食堂で食べられる代物ではない。
 普通はコショウ振ったりソースかけたりタバスコで辛さマシしたり、いろいろ茶々入れながら食べるんだが、ここでは一切なし。
 そのまんま最後まで食べ切ったのはこのオムライスの実力でしょう。
 やっぱオムライスはいくつになっても良い、次がなかったらここで+50円の大盛にしてうどんも付けるんだけどなー(ヲイ)。

 ということでここは値段と味もさることながら、オムライスの調理を見るのも楽しいし、岡本太郎の作品を愛でつつ食事を楽しめる場所となっている。
 

 

 ちなみに福神漬けも高菜もその他調味料も置かれてるので、いろいろ楽しむが宜しかろう。
 

 

 次は何食べようかな、やっぱオムライス(大)かな。
 ここら辺で働いてたら全部試すのに残念無念。
 惜しむらくはちゃんぽんはあるけどラーメンはないことか、ま、些事やけど。