2023年1月3日 ばあちゃんの骨折 | 永遠に永遠に‥

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大好きなBUCK-TICKのこと

※BUCK-TICKネタではなくプライベートな

 話です。ご興味ない方はスルーしてください。




1月1日

1月2日


胸が痛いニュースが続きました

2日間のニュースに関連性が

あったことになんて無常な…


亡くなられた方々のご冥福を

心よりお祈りいたします



1月3日

そんなお正月とは思えない気持ちのまま

予定されていた

毎年恒例の親族での新年会で

さらに落ち込むことが起きてしまいました


では、今年も一年

みなさんがんばりましょうと

お開きになった飲食店の玄関先で

足を滑らせた祖母が転倒し

足を骨折してしまいました


すぐ目の前にいた私は

半歩及ばす

伸ばした手を

祖母がすり抜けてしまいました


祖母は立ち上がれず

お店の方に了解を得て

救急車を呼び病院へ


転倒した瞬間を見ていたのは私だけ

初めて自分で119番に電話をし

救急車に同乗しました


検査の結果は

「大腿骨転子部骨折」



この骨折に聞き覚えのある

オサカナさんは多いはず

そう、今井さんと同じ骨折です…




年始すぐの手術枠に入れてもらえ

手術は無事に終わりました


しかし

病院の感染対策は今だ強固で

なかなか面会にも行けません

感染症対策は徐々に緩和されているけど

コロナやインフルは変わらず在り続けている


病院のスタッフの方々は

入れ歯の洗浄をはじめ

何から何までやっていただけるとのこと

まだまだ医療関係者の方々の

大変な状況は変わらないのだと

ほんとうに感謝しかありません




90歳を過ぎて今だひとり暮らしする

スーパーばあちゃん

ひとりで生活することにこだわり

悠々自適に生活してました


先月、体調を崩して3週間だけ

実家の母のもとで生活して

1月3日のこの日に自分の家に戻る予定が

まさかこんなことに…


大腿骨転子部骨折

今井さんでも全治2ヶ月半の診断

日常に戻るのに難儀していたのは

記憶に新しい



祖母の諸々の身体の状態から

もう介助なしの生活は難しいとの診断

あんなにこだわっていたひとり暮らし

もうそこには戻れる望みは少ない


あなたのせいではないと

周りから慰められるものの

もう少し早く手が出せたらと

自責の念からなかなか抜けられなかった


やっと少し落ち着いてきたけれど

目の前で転倒するその瞬間

滑った足元も

咄嗟に捕まろうとして空を切った手も

すべて見ていた

その瞬間が脳裏から消えず

エンドレスでリピートする


それでも

打った頭に異常はなく

骨折だけで済んでよかった


どうしようもなかったと

立ち尽くし涙する

彼の地の方々に思いを馳せれば

命があるだけで感謝なのだと

毎日のニュースを見て思う


ばあちゃんの自由を守ってやれなかったと

後悔の涙を流すお風呂でさえ

普通に入れていることにも

感謝したい


3.11

津波の被害は少なくても

電気の大切さを痛感し

2ヶ月半にに及ぶ断水を経験した

職場は壊滅的な被害で

3ヶ月の休業になった


北の人たちはもっと大変なんだから

自分ができることを

やらなくちゃ!

やらなくちゃ!

やらなくちゃ…

疲弊して一度こころを潰してしまった…


今回ばあちゃんの骨折した時も

被災して亡くなられた方に比べれば…

と思ったけど本当につらかった




ばあちゃんにはここからは

長い闘いが待っている

90歳を過ぎてのリハビリ…

しんどいだろう、つらいだろうな

と、メソメソしていた


そ、れ、な、の、に!


もう一度歩けるようになると

ばあちゃんはひとつも諦めていないと

手術後に会えた母から聞いたときは

もうほんと感服いたしました


ネガティブ街道まっしぐらの私に

なぜそのポジティブさは

遺伝されなかったのかと

恨めしく思いました


そんなばあちゃんに救われ

やっと少し明るい気持ちになり

連休を過ごす事ができました


なんだかまとまりのない話に

なってしまいましたけど…


最後まで読んでいただき

ありがとうございました