たまには深く考えてみる | ことぶき・ちゃちゃちゃ

ことぶき・ちゃちゃちゃ

難治性てんかんドラベ症候群(乳児重症ミオクロニーてんかん)と闘う娘のことぶき。
顔だけで結婚を決めたイケメン(だった)B型の旦那さん。
私は普通の主婦です。
家族みんなで頑張っている闘病日記です。

小さいドラベのお子さんと会うと、ことぶきが小さい時を思い出します。

そしていつも『この生活で合っていたのかな』と考えたりもします。

考えたって、答えはないし

今でも探りながらの生活で、それが正解なのかも分からないけど

でもこんなデリケートな病気の子どもを育てていて

生活の中での選択1つ1つに、責任だけではなく、命がかかってきていて

周りからの言葉に悩まされたり

同じ病気の子の様子を聞いて、考えさせられたり。

きっとこんな思いをしてるのは、私だけじゃないとは思うけど

あーーもっとこうしていたら 。

あーーもっとああしていれば。

『たら、れば』の話は意味がないのは、百も承知だけど

小さい時に守り過ぎたかな、と思ってみたり(←今もだけど)

でもインフルエンザになった2歳の時の

あの、病院にいるのに薬を入れても入れても発作が止まらなくて

『もう助からないかも知れない』という恐怖も経験してるので

守ってきたから、今があるんだとも思えたり。

どんなに守っていても、脳症になってしまったお子さんもいたり。

ドラベ症候群という病気は、全てにおいて正しい答えはなくて

でも1日1日を、大切に生きて、我が子にとってより良い選択を一生懸命考えて

出した答えが正解なんだと思いたいです。

今の小さいドラベのお子さんを見てると、結構な冒険をしてるなーと思います。

とても羨ましくもあり、少し心配でもありますが

でも本当にみんな、一生懸命勉強していて

ドクターにもきちんと自分の考えや意見を言えていて

『乳児重症ミオクロニーてんかん』と検索して、悪いことしかなかったあの時代とは

明らかに変わってるなと感じます。

私には私に出来ることをしてきた、と自信を持って言えるわけじゃないけど

ことぶきの笑顔を見て『ま、いいよね』と思うようにしています。

予防接種、薬の調整や選択、救急搬送時のタイミング、ダイアップのタイミング、訓練や療育、感染症、お昼寝や生活リズム。

何がどうって、教科書にはなくて

これからも続く、このドラベ症候群の人生の中で

私も含めてドラベ症候群の家族が、上手に選択していけることを、心から祈っています。


↑ご飯をテーブルに置くと、きちんと正座して待ってる京女です。

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