小児神経学会2017 | ことぶき・ちゃちゃちゃ

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難治性てんかんドラベ症候群(乳児重症ミオクロニーてんかん)と闘う娘のことぶき。
顔だけで結婚を決めたイケメン(だった)B型の旦那さん。
私は普通の主婦です。
家族みんなで頑張っている闘病日記です。

土曜日の小児神経学会最終日。

もう『朝8時に到着しなきゃ!』とか思わず←

真面目のベールを脱ぎ捨てて←

『出れる時間に出る』
『車の運転は焦らない』
『ピンクのサンダルは履かない』

結果10時くらいに到着したら、もう会員さんが座ってくれてました。

あやちゃんママありがとう。

患者家族会ブースとは別で、企業ブースも色々ありますが

その中に『victor』のステレオで音楽を流してるブースがあり

その担当のお兄さんが『奈良にもいたでしょー?』と声をかけてくれました。

victorさんは、何でJEPICAや小児神経学会に来られてるんだろう。

ドクターが高いステレオを買うかも知れないから、その営業??

でもこんな所で、買ったり契約したりする??

と、思っていたら

『学会で頭を使うドクターを、いい音楽で癒すため契約してる』

らしく、特に売ったりしてる訳ではなさそうでした。

売れたらそれは、なお良い事らしいけど。

ことぶきは、バギーから下ろすと一目散にvictorさんのブースに癒されに行きます。

たしかにことぶきも、頭……使ってるっちゃ、使ってる(←発作で)

どこかの誰かは『音楽よりミニスカートのお姉ちゃんにお茶を配ってもらう方が、ドクターは癒されるのでは』とか言ってましたけど←

遺伝子の講演をして下さった福岡大学の先生(←話題のイケメン)に、そこでまたバッタリ会い

朝から目の保養もしっかり……あ、いや…失礼なことを……もごもごもご(←誤魔化す)

挨拶して少ししゃべって、どこかに行こうとした先生がまた戻ってきて

『(子どもが)音楽の所、すぐ来ようとします??』と聞いてこられました。

え?

何、そういうの、気になるのだけど??

遺伝子の研究してる先生に、ことぶきの事を細かく聞いてこられると

え?ミスセンス変異は、音楽好きとか??

とか深く考えちゃうのは、もうドラベ病みたいなものなの??(※職業病の仲間)

何か言いたげに去って行かれ、気になってしょうがない。

先生……何だったんですか。と、ここで言ってもしょうがないけど。

土曜日は最終日ということもあり、同じフロアでやってたポスター発表もなくなっていて

人もまだら。

その中で来て下さった女医さんが、もう20歳を超えたドラベの患者がいて、とお話して下さって

『あの頃は何をやってもダメで、うまくやってあげられなかった……』と。

てんかん学会にも行き、それらしいセミナーもたくさん受けて勉強したけど

発作がコントロール出来なかったと、お話していました。

『お母さんの苦労は痛いほど見てるから、本当に頑張って。頑張ってという言葉が適切か分からないけど……』と

涙ながらにおっしゃっていて

薬調整がうまくいかなくて、もがき苦しんでるのは、本人や家族だけではない事を教わりました。

こういう話が聞けるのも、患者家族会ブース出展の特権です。

そしてSEKAI NO TSENSEIにも挨拶出来ました。

11月のてんかん学会は京都だけど、ホテルが取れないと言ってたので

『あ、うちで良ければどうぞ』とお誘いすると

『じゃあテント持って行こうかな』と

我が家が狭いと決めつけた感じの返事。

正解!!

むしろ、テント置くスペースも庭もないけど←

私たちと雑魚寝ですけど←

『お昼ご飯食べた??』と聞かれたので『今からです』と答えましたが

誘われませんでした。←

あれ?去年のてんかん学会では……たしか??……あれ??あれれ??

『パン買って帰るーー』って何ですかーーー??先生ーーー!!(笑)

そんなこんなで、小児神経学会ドラベ症候群患者家族会ブース出展は

大きな怪我もなく、問題もなく、無事に終了しました。

秋には京都でてんかん学会です。

ホテル取れなかった先生がた、雑魚寝で良ければ我が家にどうぞ(※テントは置くスペースありません)

6月23日はドラベ症候群の日