三者面談(カンファレンス) | ことぶき・ちゃちゃちゃ

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難治性てんかんドラベ症候群(乳児重症ミオクロニーてんかん)と闘う娘のことぶき。
顔だけで結婚を決めたイケメン(だった)B型の旦那さん。
私は普通の主婦です。
家族みんなで頑張っている闘病日記です。

木曜日のカンファレンス。

主治医ももちろんですが、学校の先生(担任、学年主任、保健室の先生)が時間をとって

病院まで来て下さった事に、本当に感謝です。

まずは主治医の口から、病気の説明をして下さって

ドラベ症候群は、ただの『てんかん』という病気ではなく

てんかん発作は症状の一部である、と学会のセミナーのような話からスタートでした。

薬調整が難しいこと、重責傾向であること、それによる脳症のことなど

『あまり怖がらせたくないのですが、大切な事なので……』と言いながら、きちんと病気の怖さを説明してくれました。

そう、怖がらせないで欲しいけど、怖い病気だとちゃんと知って欲しいという……

親として宙ぶらりんな考えを、うまく表現してくれました。

さすがドクターです。

体温調整が苦手で、こもり熱や冷えでも発作があるという点について。

室温何度以上とか、そういう数字で伝える事がはっきり出来ない理由として

自分でも分からなかったことが、何となく分かりました。

学校にも難治性てんかんの子が何人もいて『汗がかけなくて、体温調整が難しい子』『体温の上昇で発作になる子』はいるらしく

でも、ことぶきのように動いたりしない子たちで

ことぶきの場合は、移動する教室の室温によってもだけど

活動の内容や本人の動きによっても、体温の上昇は全然違うから、だから先生たちに『こうしてああして』と

はっきり言うのが難しかったんだ、と気づきました。

室温が快適でも、絵本を読んでるとか、絵を描いてるとかの活動だと大丈夫。

でも、走ったりブランコしたり、アスレチックだったりの活動だと、やっぱりクールグッズがいる。

そして休憩してたら、途端にまた体温が下がるから、クールグッズは必要なくなる。

また、4月までは教室は寒くて、いつも遊ぶD棟は暑かった。

だからD棟に行くときは、首にクールグッズを巻いて欲しいとお願いしてたけど

5月後半から教室が暑くなり、D棟は運動する場所だからクーラーがガンガン効いてるらしく

私からのお願いは、ちょっと間違った方向になってる事にも気づきました。

季節によって、活動によって、教室によって、本人の体調によって

もう、数字なんかでは絶対難しい……というより無理。

『感覚でお願いします』というしかない。

身体が熱くこもってるからと言って、クーラーの効いた部屋で氷の水なんて飲んだら

一気にブルブルっと、寒くなる感覚。

クーラーの心地よい部屋から、廊下に出た時のムアッとした熱気の感覚。

親でも失敗してるので、先生方も大変なお願いをしてるのは重々分かってるのですが

感覚でお願いします、と伝えました。

『何度か学校でも失敗してるので、少しずつ分かってきました』と言って頂けました。

あとは、プールのこと。

学校側も、ことぶきのプールについて、かなり考えて下さったようで

入口の日陰にビニールプールを出して、ことぶきはそこで遊ばせてくれるそうです。

ものすごく贅沢なことを言うと、絶好調の日は大きなプールに入れてみたい、と私が言うと

最初はそこから(ビニールプール)でええやんか、と主治医に言われました(笑)

『……ですよね(笑)』(←言うことを素直に聞く)

カンファレンスの時間の中で

『ドラベ症候群は、思ってるよりややこしい病気だ』と学校側が理解してくれてる、と感じました。

入学式からの1週間は、本当に大丈夫なのか、不安でいっぱいでしたが

主治医から『ドラベは、医療ケアが必要ではないのだろうけど、ほぼ医療ケアと同等なんじゃないかと思う』とおっしゃってくれて

それっ!!

と、声に出そうでした(笑)

障害者手帳があれば、保育園では加配がつくかもですが(※地域によりますが)

療育園でも、支援学校でも、加配をつけて欲しい!!(←というくらいの気持ち)

ふらつき、発作、体温調整、発作時の対応、救急搬送の可能性が多め。

結構ややこしくて、大変です。

今回のカンファレンスで活躍したのは、ドラベ症候群患者家族会が作成した『就学後マニュアル』

『この発作の絵、私が書いたんですよ』と、謎のアピールをしておきました←

さて、長くなりましたので、メインのダイアップについてはまた記事にします。

予告タイトルは

『え?ダイアップって、世間的にそんなにハードル高いの??』

の巻です(笑)

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