大西郷の遺訓
西郷隆盛が次のような遺訓を残している
「国に功労がある人には禄を与えよ
功労があるからといって地位を与えてはならない
地位を与えるには
おのずと地位を与えるにふさわしい見識がなければならない
功労があるからといって
見識のないものに地位を与えるということは国家崩壊のもととなる」
これは国のことであるが
事業経営についても同じことが言える
あの人は会社に大きな功労がある
だから重役にしようとなりがちであるが
この点は充分に注意しなければいけない
あくまでも
功労ある人には賞をもって報い
その見識ある人に地位を与えることが大事だと思う
松下 幸之助(まつしたこうのすけ)
松下電器産業(パナソニック)を1代で築き上げた経営者、発明家
9歳の時に父が米相場で破産し小学校を4年で中退し丁稚奉公
(でっちぼうこう)にる。 16歳で大阪電燈に入社し在職中に
電球ソケットを考案その後独立
1日1回 松下幸之助の言葉を学ぶ