松下 幸之助 「先見性を養う」 先見性を養う 先見性を持つことは指導者にとってきわめて大切なことだ 先見性を持てない人は指導者としての資格がないといってもいいほどである 時代というものは刻々と移り変わっていく きのう是とされたことも きょうは時代遅れだということも少なくない だから その時代の移りゆく方向を見きわめ 変わっていく姿を予見しつつ それに対応する手を打っていくことによって はじめて国家の安泰もあり 企業の発展もある 一つの事態に直面して あわててそれに対する方策を考えるというようなことでは 物事は決してうまくいかない 心して先見性を養いたいものである 松下 幸之助(まつしたこうのすけ) 松下電器産業(パナソニック)を1代で築き上げた経営者、発明家 9歳の時に父が米相場で破産し小学校を4年で中退し丁稚奉公 (でっちぼうこう)にる。 16歳で大阪電燈に入社し在職中に 電球ソケットを考案その後独立 1日1回 松下幸之助の言葉を学ぶ